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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

2.6 Java Message Service (JMS)

本製品が提供するInterstage Java EEのJMS(以降、Interstage JMS)は、Java EE規約で規定された非同期によるメッセージ通信を行うJava APIです。非同期によるメッセージ通信のメリットは、メッセージの送信アプリケーション(以降、Producer)がメッセージの受信アプリケーション(以降、Consumer)の稼動状態に依存することなく、メッセージを送受信できることです。
なお以降の説明では、ProducerとConsumerを総称してJMSクライアントと呼びます。



Interstage JMSでは、JMS規約のメッセージプロバイダに該当する機能をサポートします。
メッセージプロバイダは、JMSクライアントと接続し、メッセージの送受信の要求を受け付けて、処理します。
なお以降の説明では、JMS規約のメッセージプロバイダをメッセージブローカと呼びます。