Interstage Java EE管理コンソールを操作する場合、以下に注意してください。
Webブラウザが提供している機能の操作について
Interstage Java EE管理コンソールでは、Webブラウザが提供している以下の機能を使用する操作を行わないでください。この操作を行った場合、画面が表示されないなどの異常が発生する可能性があります。
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更新
WebブラウザのCookie使用について
Interstage Java EE管理コンソールを使用する場合は、WebブラウザでCookieが有効となるように設定してください。
タブブラウズ機能の使用について
1つのWebブラウザ上で、タブブラウズ機能を使用して、複数のタブからInterstage Java EE管理コンソールを起動することはできません。本操作を行った場合、Interstage Java EE管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
1つのWebブラウザ上で、複数タブによりInterstage Java EE管理コンソールと他のアクセスを共存させないでください。
また、複数のInterstage Java EE管理コンソールを起動する場合は、Webブラウザを複数起動し、Interstage Java EE管理コンソールを操作してください。
SSLによる暗号化通信を行う場合について
SSLによる暗号化通信を行う場合、イベントログにエラー「crypt32」が出力されることがあります。
本現象は、ルート証明書の更新コンポーネントが有効になっている場合に、インターネット上のWindows(R) Updateへの接続に失敗すると発生します。
本現象を回避するためには、以下の対処を行ってください。
インターネットに接続し、ルート証明書を更新する。
ルート証明書の更新コンポーネントを無効にする。
セションタイムアウトの発生について
セションタイムアウトが発生した状態で、Interstage Java EE管理コンソールの操作を行うとログイン画面が表示されます。
セションタイムアウトが発生した場合は、再度、ログインして操作を継続してください。
セションタイムアウト発生時の操作について
セションタイムアウトが発生し、Interstage Java EE管理コンソールの子ウィンドウ(バージョン 情報、ヘルプ、JVMレポート、JDNIブラウズ画面)で再ログインした後、HTTP Status 404が発生した 場合、Interstage Java EE管理コンソールへアクセスし直してください。
また、Interstage Java EE管理コンソールの画面でエラーが発生する場合、ホームボタンをクリックし、初期表示の状態にしてください。
セションタイムアウト時間の指定について
セションタイムアウト時間に大きな値を設定した場合、第3者による不正操作や情報漏洩などのセキュリティ上の危険性が高くなります。セションタイムアウト時間は、Interstage Java EE管理コンソールの操作に必要な最小限の値を設定してください。セションタイムアウト時間のカスタマイズ方法については、「7.4 Interstage Java EE管理コンソールのチューニング」を参照してください。
ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定について
ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage Java EE管理コンソールの画面遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
Microsoft(R) Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]において、以下の項目のチェックが解除されている場合は、チェックボックスをチェックし、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。
Microsoft(R) Internet Explorer 6の場合
項目名:[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]
Microsoft(R) Internet Explorer 7以降の場合
項目名:[ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する(タブブラウズが無効である場合)]