Interstageをインストールすると登録されるサービスの役割について説明します。
サービス名 | 説明 |
---|---|
INTERSTAGE | Interstageの運用管理機能を提供するサービスです。 |
OD_start | 分散オブジェクト環境においてプラットフォームに依存しないアプリケーション間の相互連携を実現するサービスです。 |
InterfaceRep_Cache Service | オブジェクトのインタフェース情報を一括して管理する、インタフェースリポジトリサービスです。アプリケーションの連携時に、動的なインタフェース情報を提供します。Interstageを運用するために必要なサービスです。 |
InterfaceRep_Cache_e Service | オブジェクトのインタフェース情報を一括して管理する、EJBサービス用のインタフェースリポジトリサービスです。EJBアプリケーションを配備する場合に必要なサービスです。 |
Naming Service | オブジェクトリファレンスを論理的な名前と関連付けて管理する、ネーミングサービスです。 |
EventFactory (注1) | イベントサービスにおいて、動的にイベントチャネルを生成するために必要なサービスです。Interstage JMSでQueueRequestor、TemporaryQueue、TemporaryTopic、またはTopicRequestorを使用する場合に必要なサービスです。 |
EventService (注1) | 分散アプリケーション間の通信を非同期に行う機能を提供するサービスです。Interstage JMSを使用する場合に必要なサービスです。 |
FJapache | Interstage HTTP Server(Apache 2.0.59をベースとしたWebサーバ)のサービスです。Webサーバを使用する場合に必要なサービスです。 |
Interstage JServlet(OperationManagement) | Interstage管理コンソール用のServletサービスです。Interstage管理コンソールを使用するには本サービスが動作している必要があります。 |
Interstage Operation Tool | Interstage管理コンソールの実行環境を提供するサービスです。本サービスを起動することで以下のサービスが連動して起動されます。 |
Interstage Operation Tool(Fjapache) | Interstage管理コンソールが使用するInterstage HTTP Serverを提供するサービスです。 |
ObjectTransactionService | グローバルトランザクションを提供するサービスです。OTSおよびJTSを使用する場合に必要です。 |
TransactionDirector | アプリケーションの実行環境を提供するサービスです。IJServerを使用する場合に必要なサービスです。 |
Interstage Server Monitor Service | InterstageのWebサーバコネクタ用のサーバ故障監視サービスを提供します。 |
Interstage Server Monitor Service(Cache Manager) | InterstageのWebサーバコネクタ用のサーバ故障監視サービスを提供します。(キャッシュ管理) |
Interstage Java EE DAS | Java EE機能の運用管理を行うサービスです。Interstage Java EE 管理コンソール、asadminコマンドからの運用操作依頼を受け付けます。 |
Interstage Java EE Node Agent | Java EE機能のサーバーインスタンスの管理を行うサービスです。サーバーインスタンスの起動・停止、監視を行います。 |
Message Queue 4.1 Broker (注2) | Java EEで規定されているJMSの非同期通信環境を提供するサービスです。 |
注1) 本サービスは、以下の操作を行うとサービスとして登録されます。
Interstage管理コンソールを使用し、Interstage構成サービスとしてイベントサービスを登録する
isinit/essetupコマンドを使用し、イベントサービスのセットアップを行う
注2) 本サービスはimqsvcadminコマンドを使用した場合に、サービスとして登録されます。