「コンカレントプログラム制御ジョブ」は、「Systemwalker Operation Manager」のジョブネットの中のジョブの1つとして登録します。ジョブネットとは、起動順序を指定したジョブ群のことです。
「コンカレントプログラム制御ジョブ」をジョブネットに登録するときの手順の概要を以下に示します。
1. [Systemwalker Operation Manager [ログイン]]ウィンドウの表示
作業するシステム
「Systemwalker Operation Manager」のクライアント機能を導入したシステム
操作方法
Windowsの[スタート]メニューから、[すべてのプログラム]、[Systemwalker Operation Manager]の順にたどり、表示されたサブメニューから[Systemwalker Operation Manager]を選択します。
操作結果
[Systemwalker Operation Manager [ログイン]]ウィンドウが表示されます。
2. 登録先の「Systemwalker Operation Managerサーバ」にログイン
使用するウィンドウ
[Systemwalker Operation Manager [ログイン]]ウィンドウ
操作方法
[ホスト名]入力域に、「Systemwalker Operation Managerサーバ(スケジュールサーバ)」のホスト名を入力します。
[ユーザ名]入力域に、以下のいずれかのユーザを入力します。
システム管理者
「コンカレントプログラム制御ジョブ」の登録先であるプロジェクトの所有者
[パスワード]入力域に、ユーザ名に入力したユーザのパスワードを入力します。
[OK]ボタンを選択します。
操作結果
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウが表示されます。
3. [ジョブネットの新規作成]ウィンドウの表示
使用するウィンドウ
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウ
操作方法
業務選択域で、[ジョブスケジューラ]配下のプロジェクトを選択します。選択するプロジェクトは、「コンカレントプログラム制御ジョブ」の登録先であるプロジェクトです。
[ファイル]メニューから、[新規作成]、[ジョブネット]の順にたどり、表示されたサブメニューから[ジョブ実行制御]を選択します。
操作結果
[ジョブネットの新規作成]ウィンドウが表示されます。
4. ジョブネットへの「コンカレントプログラム制御ジョブ」の登録
使用するウィンドウ
[ジョブネットの新規作成]ウィンドウ
操作方法
アイコン選択域の「Oracle EBS コンカレント」または「コマンド実行」のアイコンをマウスで左クリックします。
ジョブフロー表示域内で、アイコンを配置したい位置をマウスで左クリックします。
操作結果
ジョブフロー表示域に「Oracle EBS コンカレント」または「コマンド実行」のアイコンが配置され、[登録-ジョブ]ウィンドウが表示されます。
5. 「コンカレントプログラム制御ジョブ」の定義項目の設定
使用するウィンドウ
[登録-ジョブ]ウィンドウ
操作方法
4.2.2 「コンカレントプログラム制御ジョブ」の定義項目で説明されている定義項目を設定し、[OK]ボタンを選択します。
操作結果
[ジョブネットの新規作成]ウィンドウに戻ります。
備考
ジョブネットに登録するジョブの個数分、4.、5.を繰り返します。「コンカレントプログラム制御ジョブ」以外のジョブを登録することもできます。「コンカレントプログラム制御ジョブ」以外のジョブを登録することで、コンカレントプログラムと一般のジョブの連携が可能になります。
6. ジョブの実行順序の設定
使用するウィンドウ
[ジョブネットの新規作成]ウィンドウ
操作方法
アイコン選択域の接続線用のアイコンをマウスで左クリックします。
ジョブフロー表示域で、先行ジョブのアイコンをマウスで左クリックし、そのまま後続ジョブのアイコンまでドラッグします。
操作結果
先行ジョブのアイコンから後続ジョブのアイコンに向かって矢印がひかれます。
7. プロジェクトへの保存
使用するウィンドウ
[ジョブネットの新規作成]ウィンドウ
操作方法
[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択します。[名前を付けて保存]ウィンドウが表示されるので、“ジョブネット名”を指定して[保存]ボタンをクリックします。
操作結果
ジョブネットがプロジェクトに保存され、[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウに戻ります。
項番7.までで登録した「コンカレントプログラム制御ジョブ」の情報は、「Systemwalker Operation Manager」のジョブスケジューラのスケジュール情報として登録されます。スケジュール情報は、バックアップ・リストアコマンドでバックアップ・リストアしたり、ポリシー情報の[スケジュール・起動日雛形]として抽出・配付することができます。バックアップ・リストアおよび、ポリシー抽出・配付については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。