R/3 ジョブ連携 動作設定の登録が完了したら、次にR/3 システムジョブを作成します。
R/3 システムジョブとは、SAP R/3 システムで実行されるジョブのことです。R/3 システムジョブは、エディタを使って、Systemwalker Operation Manager サーバ上に作成します。ジョブファイルには、コメント、ABAP/4 ステップおよびEXTPGM ステップを記述します。
ABAP/4 ステップとは、SAP R/3 システムのコマンド群であるABAP/4 プログラムの実行を行うステップです。ジョブファイルにABAP/4 ステップを記述する時は、行の先頭に“AB:”を指定します。
EXTPGM ステップとは、SAP R/3 システム以外のコマンドを実行するステップです。ジョブファイルにEXTPGM ステップを記述する時は、行の先頭に“EX:”を指定します。
以下にジョブファイルの記述例を示します。なお、#はコメントを表します。
# ジョブファイルの例: |
ABAP/4 ステップ、EXTPGM ステップの指定方法の詳細は、“r3exec”の説明を参照してください。
ここで作成したR/3 システムジョブは、このあと登録するR/3 スケジュールジョブのr3exec コマンドに指定します。
指定したR/3 システムジョブは、R/3 スケジュールジョブによって、SAP R/3 システムに投入されます。