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Systemwalker Operation Manager  Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイド SAP R/3編

3.3.2 接続先システムの定義

ログオングループを指定して接続する場合、接続先のシステムは、SAP R/3 システムのメッセージサーバのことです。Systemwalker Operation Managerは、ここで指定されたメッセージサーバに接続します。SAP R/3は、メッセージサーバ経由で負荷の少ないアプリケーションサーバに接続して、R/3 システムジョブを投入します。

接続先のシステムは、初期設定ファイル“saprfc.ini”に定義します。初期設定ファイル“saprfc.ini”は、SAP R/3 システムとそれ以外のシステムが通信するために必要な情報を記述するファイルです。saprfc.ini の記述形式はSAP R/3 によって決められていますので、作成方法の詳細はSAP R/3 のドキュメントを参照してください。

Systemwalker Operation Manager とSAP R/3 システムの連携では、以下の点に注意してsaprfc.ini を作成してください。

DEST 制御文につづく一連の制御文で指定した接続先のSAP R/3 システムに関する情報のことを、“接続先システム定義”といいます。接続先システム定義は、DEST 制御文に指定した文字列で管理されます。この文字列のことを“接続先システム定義名”といいます。接続先システム定義名は、後述するセション開設用情報に指定します。