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 Apcoordinatorユーザーズガイド

8.1.1 リモート共通インタフェースを使った呼び出し

リモート共通インタフェースの基本的な使用方法は“第7章 リモート共通インタフェース”を参照してください。この節ではセションBeanの呼び出しの場合に固有の動作について説明します。

項目

セションBeanに固有の動作

CallFactoryインタフェースのcreateCallメソッドの呼び出し

このメソッドが呼び出されたとき、セションBeanのリモートインタフェースのcreateメソッドが呼び出され、セションBeanのオブジェクトが作成されます。このセションBeanオブジェクトは、ビジネスクラスを呼び出した処理が終了するときに自動的に削除されます。詳細は“8.4 セションBeanオブジェクトの自動削除”を参照してください。

Callインタフェースのinvokeメソッドの呼び出し

データBean変換機能を使用している場合、第1引数に指定されたデータは変換されてからセションBeanに送信されます。また、セションBeanが返したデータで上書きが行われた結果がinvokeメソッドから返ります。データBean変換機能と上書き機能については“25.3 セションBeanとクライアントとの連携”を参照してください。

Callインタフェースのinvokeメソッドが発生させるUjiTargetException

セションBeanの実行中に例外が発生し、その例外がクライアントに通知される種類の例外である場合、invokeメソッドはUjiTargetExceptionのサブクラスであるEJBApplicationExceptionを発生します。EJBApplicationExceptionのgetRootCauseメソッドにより、セションBeanで発生した例外を取得できます。クライアントに通知される例外については“25.2.1 例外処理”を参照してください。