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 Apcoordinatorユーザーズガイド

5.6.1 ログ定義ファイルを用いたログ出力

高信頼性ログは、データベースを利用して、出力するログをユーザログテーブルに格納します。ログ定義ファイルを利用して、出力先のユーザログテーブルを設定できます。

管理名を使用してログ定義ファイルにログを出力する先(スキーマ名、表名)の定義を記述し、アプリケーションのAPIでは定義した管理名を利用することで、ログ定義ファイルで指定したユーザログテーブルへログを出力します。

ログ定義ファイルの記述

ログ定義ファイルは、汎用ログと同じログ定義ファイルに定義します。ログ定義ファイルへは、ユーザログテーブルのスキーマ名、表名を指定します。ログ定義ファイルの記述例を以下に示します。高信頼性ログを利用する場合、ログ定義ファイルのversionタグには 7.1 を指定してください。

《logConf.xml》

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<logConfig>
  <config>
    <version>7.1</version>
  </config>
  <logComposer name="Log1">
    .... 
  </logComposer>
  <ulog name="ULog1" class="my.sample.MyULogComposer">
      <param name="schema" value="MYSCHEMA"/>   <!-- スキーマ名 -->
      <param name="table" value="ULOG01"/>      <!-- 表名 -->
  </ulog>
  <ulog name="ULog2" class="my.sample.MyULogComposer2">
      <param name="schema" value="MYSCHEMA"/>   <!-- スキーマ名 -->
      <param name="table" value="ULOG02"/>      <!-- 表名 -->
  </ulog>
</logConfig>

ログ定義ファイルの詳細は“定義ファイルリファレンス”を参照してください。