install.shシェルによるインストールを行う場合、「機能選択」または「パッケージ選択」を選択することができます。
「機能選択」は使用したい機能を選択することで、機能を使用するために必要なパッケージが自動的にインストールされます。
「パッケージ選択」はインストールするパッケージを指定します。「機能選択」に比べてより詳細なパッケージの選択を行うことができます。不要なパッケージをインストールしたくない場合は、「パッケージ選択」を選択してください。
Solaris 10にインストールする場合、いくつかの機能・パッケージについてはインストールすることはできません。詳細は“1.2.6 Solaris 10にインストールする場合の注意事項”を参照してください。
サーバ機能のカスタムインストールの機能選択の作業について説明します。
マルチユーザモードでインストールしてください。なお、他のユーザの操作がインストールに影響ないことを確認してください。
Solaris 10にインストールする場合、いくつかの機能・パッケージについてはインストールすることはできません。詳細は“1.2.6 Solaris 10にインストールする場合の注意事項”を参照してください。
以下の手順でインストールしてください。
1) install.shシェルの実行
サーバパッケージCD2枚目を挿入し、任意のディレクトリ上からCD-ROMに格納されているinstall.shにCD-ROMのディレクトリを指定して実行してください。この時、install.shとCD-ROMの指定はフルパスで行う必要があります。また、CD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。CD-ROM上に移動した状態で実行した場合、CD-ROMの入れ替えができない場合があります。この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールを行ってください。
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注意)
・install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。
・空白を含むパスにはインストールできません。
・CD-ROMのディレクトリの指定は、通常”/cdrom/cdrom0”を使用してください。ボリュームマネージャにより自動的に割り当てられるディレクトリ名を指定した場合、CD-ROMの入れ替え時に正しく認識されません。
システムの確認
はじめにシステムに関する確認が表示されます。問題なければ、y<RETURN>を入力してください。なお、実行環境によって表示が異なります。
Interstage Application Server を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。 インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: |
セキュリティモードの設定
セキュリティモードの設定を行います。詳細については、“1.3.2 セキュリティモードについて”を参照してください。
セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: |
強化モード選択時には、Interstageの運用コマンドを操作するシステムのグループ名を設定します。なお、システムに存在しないグループ名を指定することはできません。
省略した場合は、“root”が選択されます。
Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: |
注)グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。
サーバタイプの選択
インストールするサーバタイプを選択します。カスタムインストール時は、アプリケーションサーバの1<RETURN>を入力します。
インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: 管理サーバ機能,3: Web Package機能)[1,2,3,q]: |
注)すでにInterstageのパッケージがインストール済みの状態である場合、本問い合わせメッセージは出力せず、カスタムインストールの問い合わせからはじまります。
インストール方法の選択
インストール方法を選択します。カスタムインストールは2<RETURN>を入力してください。
インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]: |
カスタムインストール方法を選択します。機能選択によるカスタムインストールを行う場合は1<RETURN>を入力してください。
機能選択またはパッケージ選択を選択してください。(1: 機能選択, 2: パッケージ選択) [1,2,q]: |
インストールする機能の選択
インストールする機能を選択します。インストールする機能の番号を“,”で区切って入力してください(例: 1,2,3 <RETURN>)。すべての機能をインストールする場合はall <RETURN>を入力してください。
なお、すでに機能を構成するパッケージがインストールされている場合、機能名の横に'*'が表示されます。
Functions: * 1 Webサーバ(Interstage HTTP Server) * 2 JDK/JRE 5.0 3 JDK/JRE 6 4 J2EE(Servlet Service/Interstage EJB Service) 5 Java EE * 6 Interstage管理コンソール 7 SOAPサービス (互換機能) 8 ebXML Message Service 9 UDDIサービス 10 シングル・サインオン 11 ディレクトリサービス 12 非同期通信 13 オプションライブラリ 14 分散トランザクション 15 JDK/JRE 1.4 16 Tomcat4.1ベースのServlet (互換機能) 17 フレームワーク 18 サンプル インストールする機能を選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]: |
注)
・すでにインストール済みの機能のみを選択した場合、インストールは続行されません。
・all指定などによりインストールされていない機能のみインストールされます。
・Solaris 10で実行した場合、未サポートの機能は表示されません。詳細は“1.2.6 Solaris 10にインストールする場合の注意事項”を参照してください。
インストールの設定
インストールに関する各種設定を行います。なお、選択した機能により表示されない問い合わせもあります。
パッケージの格納ディレクトリを設定します。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。
インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]: |
注)
・省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、また、指定したパスがディレクトリであることを確認してください。
・ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
CORBAサービスのサンプルをインストールするか選択します。
CORBAサービスのサンプルファイルをインストールしますか?(省略: y) [y,n,q]: |
CORBAサービスのポート番号を設定します。
CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]: |
インストールするJDK/JREの種別を選択します。
JDKまたはJREを選択してください。(1: JDK, 2: JRE) (省略: 1) [1,2,q]: |
注)
・複数のバージョンのJDK/JREを選択した場合、異なる種別でインストールすることはできません。また、いずれかのバージョンのJDK/JREがインストール済みの場合、この問い合わせが表示されずにインストール済みのJDK/JREの種別が自動的に選択されます。
・Java EE機能はJDKを必須としているため、FJSVisjeeパッケージを含む機能を選択するか、すでにFJSVisjeeパッケージがインストール済みである場合、この問い合わせが表示されずにJDKが自動的に選択されます。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名を設定します。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]: |
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を設定します。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: |
J2EE共通ディレクトリを設定します。
J2EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /opt/FJSVj2ee/var/deployment) [?,q]: |
注)
・省略値から変更する場合は、すでに存在するディレクトリを正確に指定してください。
・ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
Java EEで使用するJDKを選択します。
Java EEで使用するJDKを選択してください。(1: JDK5.0, 2: JDK6) (省略: 1) [1,2,q]: |
注)
・JDK5.0とJDK6が選択されている場合にこの問い合わせが表示されます。
Java EEの管理ユーザーIDを設定します。
Java EEの管理ユーザーIDを指定してください。(省略: admin) [?,q]: |
注)
・管理ユーザーIDで使用できる文字は、半角の英数字または、“_”、“-”、“.”です。1文字以上、255文字以内で指定してください。
Java EEの管理ユーザーのパスワードを設定します。確認のために2度同じ文字列を入力してください。
Java EEのパスワードを8文字以上20文字以下で指定してください。 [?,q]: |
注)
・パスワードで使用できる文字は、半角の英数字と記号(空白および制御コードを除く、0x21-0x7eの範囲のascii文字)です。8文字以上、20文字以内で指定してください。
Java EEで使用するポート番号について表示されます。変更する場合はy<RETURN>を入力してください。
Java EEのデフォルトポートは以下です。 |
Java EEで使用するポート番号を設定します。この問い合わせは、上記問い合わせでy<RETURN>を入力した場合に表示されます。
Java EEのIIOPポートを指定してください。(省略: 23600) [?,q]: |
Java EE共通ディレクトリを設定します。
Java EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt/FJSVisjee) [?,q]: |
注)
・省略値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または、配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。なお、シンボリックリンクは指定できません。
SOAPサービス(互換機能)について、前回の設定を引き継ぐかを設定します。
/etc/opt/FJSVsoap/conf/jswatch.conf のバックアップファイルが既に存在します。
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注) 初めてSOAPサービス(互換機能)をインストールする場合や各バックアップファイルを削除した場合、問い合わせは表示されません。
Interstage管理コンソールのホスト名を設定します。
Interstage管理コンソールのホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]: |
Interstage管理コンソールのポート番号を設定します。
Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: |
Interstage管理コンソールにおけるSSL暗号化通信の使用について設定します。使用しない場合は<RETURN>を入力してください。
Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: |
注)「SSL暗号化通信を使用しない(n)」を選択した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択します。インストールする場合は<RETURN>を入力してください。
Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: |
インストール情報の表示
Interstageのインストール情報が表示されます。設定内容に問題がなければ、y<RETURN>を入力し、インストールを開始してください。
インストール情報: インストールパッケージ: FSUNtd FJSVisas FSUNextp FSUNod FJSVjdk5 FJSVjdk6 FJSVjdk14 FJSVirepc FSUNots FJSVporb FJSVuddic FJSVuddis FJSVssosv FJSVssoac FJSVssoaz FJSVssocm FJSVfsvl FJSVssofs FJSVirep FJSVena FJSVsclr FJSVsmee FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVes FJSVihs FJSVbcco FJSVwebc FJSVapcst FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVjs4 FJSVsvmon FJSVisjee FJSVsoap FJSVxmlpc FJSVisgui FJSVisspl FJSVmqd FJSVmqdex FJSVebms FJSVjssrs FJSVjssrc インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt CORBAサービスのサンプルファイル使用有無: 使用する CORBAサービスのポート番号: 8002 Interstage管理コンソールのホスト名: host Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用する Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JDK J2EE共通ディレクトリ: /opt/FJSVj2ee/var/deployment Java EEで使用するJDK: JDK5.0 Java EEの管理ユーザーID: admin Java EEのIIOPポート: 23600 Java EEのIIOP_SSLポート: 23601 Java EEのIIOP_MUTUALAUTHポート: 23602 Java EEのJMX_ADMINポート: 8686 Java EE共通ディレクトリ: /var/opt/FJSVisjee SOAPサービスの設定ファイル: 前回のファイルを使用する SOAPサービスのデプロイファイル: 前回のファイルを使用する Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: host Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: |
FJSVisguiはシステムの環境によってSJIS版かEUC版のどちらかがインストールされます。インストールする言語の選択は/etc/default/initファイル内のLANGを参照して以下のように決定します。
LANG=jaの場合
EUC版がインストールされます。
LANG=ja_JP.PCKの場合
SJIS版がインストールされます。
インストールの途中で失敗した場合、インストールを続行するかどうかの問い合わせが表示されますが、直前に出力されたエラーメッセージを確認の上、インストールを中止してください。さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いた後に、最初からインストール処理を行ってください。
2) サーバパッケージCD3枚目、CD4枚目への切り替え
インストール中にサーバパッケージCD3枚目およびCD4枚目に切り替えを促すメッセージが表示される場合があります。CDを入替えてから1<RETURN>を入力してください。
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3) システムのリブート
システムをリブートします。
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4) Interstage起動
マシン起動時にInterstageが起動されます。
Interstageの自動起動をやめる場合には、以下のシンボリックリンクを削除してください。
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インストール済みのJDKまたはJREを入れ替える場合には、Interstage管理コンソールの設定を変更する必要があります。設定の変更方法については、“運用ガイド”の“A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
サーバ機能のカスタムインストールのパッケージ選択の作業について説明します。
マルチユーザモードでインストールしてください。なお、他のユーザの操作がインストールに影響ないことを確認してください。
Solaris 10にインストールする場合、いくつかの機能・パッケージについてはインストールすることはできません。詳細は“1.2.6 Solaris 10にインストールする場合の注意事項”を参照してください。
以下の手順でインストールしてください。
1) インストールパッケージの決定
カスタムインストールでインストールするパッケージを決定します。インストールするパッケージは使用する機能により決定します。使用する機能で必要な全てのパッケージをインストールする必要があります。機能ごとに必要となるパッケージについては“1.3.1.1 必要なパッケージ”を参照してください。
2) install.shシェルの実行
サーバパッケージCD2枚目を挿入し、任意のディレクトリ上からCD-ROMに格納されているinstall.shにCD-ROMのディレクトリを指定して実行してください。この時、install.shとCD-ROMの指定はフルパスで行う必要があります。また、CD-ROM上にディレクトリを移動した状態で実行しないでください。CD-ROM上に移動した状態で実行した場合、CD-ROMの入れ替えができない場合があります。この場合、インストールを中断し、インストールした全てのパッケージをアンインストールし、再度正しい手順でインストールを行ってください。
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注意)
・install.sh実行時、インストール画面が表示されるまで、少々時間がかかる場合があります。
・空白を含むパスにはインストールできません。
システムの確認
はじめにシステムに関する確認が表示されます。問題なければ、y<RETURN>を入力してください。なお、実行環境によって表示が異なります。
Interstage Application Server を正常に動作させるためには、IPC資源を適切にチューニングする必要があります。 インストールを開始しますか?(省略: y) [y,n]: |
セキュリティモードの設定
セキュリティモードの設定を行います。詳細については、“1.3.2 セキュリティモードについて”を参照してください。
セキュリティモードを選択してください。(1: 強化モード, 2: 互換モード) (省略: 1) [1,2,q]: |
強化モード選択時には、Interstageの運用コマンドを操作するシステムのグループ名を設定します。なお、システムに存在しないグループ名を指定することはできません。
省略した場合は、“root”が選択されます。
Interstage運用コマンドを操作するシステムのグループ名を入力してください。(省略: root) [?,q]: |
注)グループ名に数値を指定した場合、グループ名として有効であるかチェックはされませんので、あらかじめグループ名として有効であることを確認してください。なお、グループ名として有効でない数値を指定した場合、インストールや運用に失敗する場合があります。
サーバタイプの選択
インストールするサーバタイプを選択します。カスタムインストール時は、アプリケーションサーバの1<RETURN>を入力します。
インストールするサーバタイプを選択してください。(1: アプリケーションサーバ機能,2: 管理サーバ機能,3: Web Package機能)[1,2,3,q]: |
注)すでにInterstageのパッケージがインストール済みの状態である場合、本問い合わせメッセージは出力せず、カスタムインストールの問い合わせからはじまります。
インストール方法の選択
インストール方法を選択します。カスタムインストールは2<RETURN>を入力してください。
インストール方法を選択してください。(1: 標準, 2: カスタム) [1,2,q]: |
カスタムインストール方法を選択します。パッケージ選択によるカスタムインストールを行う場合は2<RETURN>を入力してください。
機能選択またはパッケージ選択を選択してください。(1: 機能選択, 2: パッケージ選択) [1,2,q]: |
インストールするパッケージの選択
インストールするパッケージを選択します。インストールするパッケージの番号を“,”で区切って入力してください(例: 1,2,3 <RETURN>)。すべてのパッケージをインストールする場合はall <RETURN>を入力してください。
なお、すでにパッケージがインストールされている場合、パッケージ名の横に'*'が表示されます。
Packages: * 1 FJSVjdk5 Fujitsu Java Development Kit 2 FJSVjdk6 Fujitsu Java Development Kit 6 3 FJSVjdk14 Fujitsu Java Development Kit 4 FJSVirepc Interstage Directory Service Software Development Kit 5 FSUNots ObjectTransactionService 6 FJSVporb ObjectDirector[Portable-ORB] 7 FJSVuddic Fujitsu UDDI Client 8 FJSVuddis Interstage UDDI Registry Service 9 FJSVssosv Interstage Single Sign-on Repository server 10 FJSVssoac Interstage Single Sign-on Authentication server 11 FJSVssoaz Interstage Single Sign-on Business server 12 FJSVssocm Interstage Single Sign-on Common Library 13 FJSVfsvl Single Sign-on Federation Service Library Package 14 FJSVssofs Interstage Single Sign-on Federation Service 15 FJSVirep Interstage Directory Service 16 FJSVena Enabler Repository for enterprise content knowledge and document management * 17 FJSVsclr Solaris Securecrypto Library RunTime * 18 FJSVsmee S/MIME & EE Certificate Management Package * 19 FSUNssll Solaris Secure Socket option package * 20 FJSVjs2su Interstage JServlet (OperationManagement) * 21 FJSVisscs Interstage Secure Communication Service 22 FJSVes ObjectDirector/EventService * 23 FJSVihs Interstage HTTP Server 24 FJSVbcco Interstage Apcoordinator - Bccoordinator 25 FJSVwebc Interstage Apcoordinator - Webcoordinator 26 FJSVapcst Interstage Apcoordinator - Struts 27 FJSVisjmx Interstage JMX Service 28 FJSVejb Interstage EJB Service 29 FJSVjms Interstage JMS 30 FJSVj2ee Interstage J2EE Common Resource * 31 FJSVjs5 Interstage JServlet (Tomcat 5.5 based servlet service) 32 FJSVjs4 Interstage JServlet (Tomcat 4.1 based servlet service) 33 FJSVsvmon Web Service Monitor 34 FJSVisjee Interstage Java EE 35 FJSVsoap Interstage SOAP Service 36 FJSVxmlpc Fujitsu XML Processor * 37 FJSVisgui Interstage Management Console 38 FJSVisspl Interstage Sample Integration 39 FJSVmqd MessageQueueDirector base 40 FJSVmqdex MessageQueueDirector extension 41 FJSVebms Interstage ebXML Message Service 42 FJSVjssrs Interstage JServlet Session Registry Server 43 FJSVjssrc Interstage JServlet Session Registry Client パッケージを選択してください。複数選択する場合、","で区切って指定してください。[?,??,all,q]: |
注)
・すでにインストール済みのパッケージのみを選択した場合、インストールは続行されません。
・all指定などによりインストールされていない機能のみインストールされます。
・Solaris 10で実行した場合、未サポートのパッケージは表示されません。詳細は“1.2.6 Solaris 10にインストールする場合の注意事項”を参照してください。
インストールの設定
インストールに関する各種設定を行います。なお、選択した機能により表示されない問い合わせもあります。
パッケージの格納ディレクトリを設定します。省略値を採用する場合は<RETURN>を入力してください。
インストールディレクトリを指定してください。(省略: /opt) [?,q]: |
注)
・省略値から変更する場合は、指定するディレクトリが存在すること、また、指定したパスがディレクトリであることを確認してください。
・ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
CORBAサービスのサンプルをインストールするか選択します。
CORBAサービスのサンプルファイルをインストールしますか?(省略: y) [y,n,q]: |
CORBAサービスのポート番号を設定します。
CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]: |
インストールするJDK/JREの種別を選択します。
JDKまたはJREを選択してください。(1: JDK, 2: JRE) (省略: 1) [1,2,q]: |
注)
・複数のバージョンのJDK/JREを選択した場合、異なる種別でインストールすることはできません。また、いずれかのバージョンのJDK/JREがインストール済みの場合、この問い合わせが表示されずにインストール済みのJDK/JREの種別が自動的に選択されます。
・Java EE機能はJDKを必須としているため、FJSVisjeeパッケージを含む機能を選択するか、すでにFJSVisjeeパッケージがインストール済みである場合、この問い合わせが表示されずにJDKが自動的に選択されます。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名を設定します。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]: |
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を設定します。
Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]: |
J2EE共通ディレクトリを設定します。
J2EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /opt/FJSVj2ee/var/deployment) [?,q]: |
注)
・省略値から変更する場合は、すでに存在するディレクトリを正確に指定してください。
・ディレクトリに「/」(ルートディレクトリ)は指定しないでください。
Java EEで使用するJDKを選択します。
Java EEで使用するJDKを選択してください。(1: JDK5.0, 2: JDK6) (省略: 1) [1,2,q]: |
注)
・JDK5.0とJDK6が選択されている場合にこの問い合わせが表示されます。
Java EEの管理ユーザーIDを設定します。
Java EEの管理ユーザーIDを指定してください。(省略: admin) [?,q]: |
注)
・管理ユーザーIDで使用できる文字は、半角の英数字または、“_”、“-”、“.”です。1文字以上、255文字以内で指定してください。
Java EEの管理ユーザーのパスワードを設定します。確認のために2度同じ文字列を入力してください。
Java EEのパスワードを8文字以上20文字以下で指定してください。 [¿,q]: |
注)
・パスワードで使用できる文字は、半角の英数字と記号(空白および制御コードを除く、0x21-0x7eの範囲のascii文字)です。8文字以上、20文字以内で指定してください。
Java EEで使用するポート番号について表示されます。変更する場合はy<RETURN>を入力してください。
Java EEのデフォルトポートは以下です。 |
Java EEで使用するポート番号を設定します。この問い合わせは、上記問い合わせでy<RETURN>を入力した場合に表示されます。
Java EEのIIOPポートを指定してください。(省略: 23600) [?,q]: |
Java EE共通ディレクトリを設定します。
Java EE共通ディレクトリを指定してください。(省略: /var/opt/FJSVisjee) [?,q]: |
注)
・省略値から変更する場合は、存在しないディレクトリ、または、配下にファイルやディレクトリが存在しない空ディレクトリを指定してください。ただし、いずれの場合も親ディレクトリは存在する必要があります。なお、シンボリックリンクは指定できません。
SOAPサービス(互換機能)について、前回の設定を引き継ぐかを設定します。
/etc/opt/FJSVsoap/conf/jswatch.conf のバックアップファイルが既に存在します。
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注) 初めてSOAPサービス(互換機能)をインストールする場合や各バックアップファイルを削除した場合、問い合わせは表示されません。
Interstage管理コンソールのホスト名を設定します。
Interstage管理コンソールのホスト名を指定してください。(省略: host) [?,q]: |
Interstage管理コンソールのポート番号を設定します。
Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]: |
Interstage管理コンソールにおけるSSL暗号化通信の使用について設定します。使用しない場合は<RETURN>を入力してください。
Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: |
注)「SSL暗号化通信を使用しない(n)」を選択した場合は、Interstage管理コンソールをアクセスするためのIDやパスワードなどが、ネットワーク上をそのまま流れます。そのため、通信データが傍受されないような対策を実施することを推奨します。
Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択します。インストールする場合は<RETURN>を入力してください。
Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]: |
インストール情報の表示
Interstageのインストール情報が表示されます。設定内容に問題がなければ、y<RETURN>を入力し、インストールを開始してください。
インストール情報: インストールパッケージ: FSUNtd FJSVisas FSUNextp FSUNod FJSVjdk5 FJSVjdk6 FJSVjdk14 FJSVirepc FSUNots FJSVporb FJSVuddic FJSVuddis FJSVssosv FJSVssoac FJSVssoaz FJSVssocm FJSVfsvl FJSVssofs FJSVirep FJSVena FJSVsclr FJSVsmee FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVes FJSVihs FJSVbcco FJSVwebc FJSVapcst FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVj2ee FJSVjs5 FJSVjs4 FJSVsvmon FJSVisjee FJSVsoap FJSVxmlpc FJSVisgui FJSVisspl FJSVmqd FJSVmqdex FJSVebms FJSVjssrs FJSVjssrc インストールディレクトリ: /opt 定義ファイルディレクトリ: /etc/opt テンポラリファイルディレクトリ: /var/opt CORBAサービスのサンプルファイル使用有無: 使用する CORBAサービスのポート番号: 8002 Interstage管理コンソールのホスト名: host Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 Interstage管理コンソールのSSL使用有無: 使用する Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする JDKまたはJRE: JDK J2EE共通ディレクトリ: /opt/FJSVj2ee/var/deployment Java EEで使用するJDK: JDK5.0 Java EEの管理ユーザーID: admin Java EEのIIOPポート: 23600 Java EEのIIOP_SSLポート: 23601 Java EEのIIOP_MUTUALAUTHポート: 23602 Java EEのJMX_ADMINポート: 8686 Java EE共通ディレクトリ: /var/opt/FJSVisjee SOAPサービスの設定ファイル: 前回のファイルを使用する SOAPサービスのデプロイファイル: 前回のファイルを使用する Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名: host Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 セキュリティ設定: 強化セキュリティモード Interstage運用グループ名: root インストールを開始しますか? [y,q]: |
FJSVisguiはシステムの環境によってSJIS版かEUC版のどちらかがインストールされます。インストールする言語の選択は/etc/default/initファイル内のLANGを参照して以下のように決定します。
LANG=jaの場合
EUC版がインストールされます。
LANG=ja_JP.PCKの場合
SJIS版がインストールされます。
インストールの途中で失敗した場合、インストールを続行するかどうかの問い合わせが表示されますが、直前に出力されたエラーメッセージを確認の上、インストールを中止してください。さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いた後に、最初からインストール処理を行ってください。
3) サーバパッケージCD3枚目、CD4枚目への切り替え
インストール中にサーバパッケージCD3枚目およびCD4枚目に切り替えを促すメッセージが表示される場合があります。CDを入替えてから1<RETURN>を入力してください。
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4) システムのリブート
システムをリブートします。
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5) Interstage起動
マシン起動時にInterstageが起動されます。
Interstageの自動起動をやめる場合には、以下のシンボリックリンクを削除してください。
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インストール済みのJDKまたはJREを入れ替える場合には、Interstage管理コンソールの設定を変更する必要があります。設定の変更方法については、“運用ガイド”の“A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。