40.1.24 LDAP_INVALID_DN_SYNTAX 34 (0x22)

Invalid DN syntax

［意味］
DN(識別名)の形式に誤りがあります。

■エラー発生例1
定義されてない属性名(a)を指定して識別名を変更しようとした場合。

リポジトリ内のエントリの状態(LDIF)

dn: cn=User001,o=fujitsu,dc=com
objectclass: top
objectclass: person
objectclass: organizationalPerson
objectclass: inetOrgPerson
cn: User001
sn: Fujitsu

LDIF

dn: cn=User001,o=fujitsu,dc=com
changetype: modrdn
newrdn: a=User001
deleteoldrdn: 1

■エラー発生例2
newrdnの指定方法を間違って識別名を変更しようとした場合。

リポジトリ内のエントリの状態(LDIF)

dn: cn=User001,o=fujitsu,dc=com
objectclass: top
objectclass: person
objectclass: organizationalPerson
objectclass: inetOrgPerson
cn: User001
sn: Fujitsu

LDIF

dn: cn=User001,o=fujitsu,dc=com
changetype: modrdn
newrdn: User001
deleteoldrdn: 1

正しくは、newrdn: cn=User001

［ユーザの対処］
指定したDNに誤りがないか確認してください。誤りがある場合は修正し、再度実行してください。DNの詳細については、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“エントリの管理”を参照してください。

DNに誤りがない場合、DNの文字コードと、コマンド、またはAPIのオプションで指定した文字コードが一致していることを確認してください。不一致の場合、一致させて、再度実行してください。