ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

8.17.8 EXTP4908

extp: ERROR: EXTP4908: The execution base for asynchronous application stop processing time exceeded the monitoring time: WU=%s1 DEST=%s2 PID=%d1 TIME=%d2 SYSTEM=%s3

extp: エラー: EXTP4908: 非同期アプリケーション連携実行基盤の停止処理時間が監視時間を超過しました: WU=%s1 DEST=%s2 PID=%d1 TIME=%d2 SYSTEM=%s3

[可変情報]
  %s1:ワークユニット名
  %s2:宛先名(アプリケーション名)
  %d1:プロセスID
  %d2:監視時間
  %s3:業務システム名

[意味]
  非同期アプリケーション連携実行基盤の停止処理が、監視時間を経過しても完了しませんでした。

[システムの処理]
  非同期アプリケーション連携実行基盤を強制停止します。

  ワークユニット通常停止、または、同期停止において、ワークユニット定義の「プロセス強制停止時間」が互換モードの場合、非同期アプリケーション連携実行基盤は強制停止しません。
  互換モードの詳細は、OLTPサーバ運用ガイドを参照してください。
・OLTPサーバ運用ガイド
    「ワークユニット定義」「Control Optionセクション」の「Shutdown Time:プロセス強制停止時間」

[ユーザの対処]
  atexit関数を使用してプロセス終了時に呼び出される関数が登録されていないか確認してください。非同期ワークユニットでは、atexit関数は使用できません。


  ワークユニット定義に“Output of Stack Trace”に“YES”を指定することで、ワークユニットのカレントディレクトリ配下にプロセスのスタックとレース情報([プロセスID]_[日時].pstack)が出力されます。スタックトレース情報によりプロセスのハングアップしている位置を判断することができます。


  プロセスモードを使用している場合、シグナル(SIGTERM)の動作が変更されていないか確認してください。非同期ワークユニットでは、シグナルの動作を変更することはできません。