名前
LogFormat
形式
LogFormat フォーマット [ニックネーム]
機能概要
カスタマイズしたログフォーマットを定義します。
フォーマットとして指定可能な書式パラメタを以下に示します。
リクエストを受け付けたWebサーバのIPアドレス
クライアントへのデータ転送量(バイト)
注)SSL通信時は、暗号化前のデータ転送量が出力されます。
環境変数Foobarの内容
環境変数については、“付録B 環境変数とサーバ変数”を参照してください。
リクエストごとに付与される一意なID
クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス/ホスト名
リクエスト時のCookieヘッダの設定値
リクエスト時のCookie2ヘッダの設定値
Foobarで指定したリクエストヘッダの内容
リクエスト時のHostヘッダの設定値
リクエスト時のRefererヘッダの設定値
リクエスト時のUser-agentヘッダの設定値
クライアントから返信されるユーザ個人情報
ユーザ追跡機能で設定されたクライアントIPアドレス、および一意なID
レスポンス時のSet-Cookieヘッダの設定値
レスポンス時のSet-Cookie2ヘッダの設定値
リクエストを受け付けたWebサーバのポート番号
リクエストを処理した通信プロセスのプロセスID
リクエストの最初の行
リクエストに対するステータスコード
リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間(秒.ミリ秒)
クライアントからのリクエストを受け付けた日時
リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間(秒)
クライアントから送信されたユーザ名
注)Interstage HTTP Serverのユーザ認証機能、またはオンライン照合機能を運用している場合にだけ出力されます。
リクエストされたURLのパス
レスポンス送信終了時の接続ステータス
接続ステータスは、以下のように出力されます。
X:レスポンス送信が完了する前に接続が異常終了しました。
+:レスポンス送信後に接続を持続します。
-:レスポンス送信後に接続を閉じます。
ニックネームには、設定したフォーマットに対する任意のニックネームを指定します。
指定位置
グローバルコンテキスト、バーチャルホスト
省略値
"%h %l %u %t \"%r\" %>s %b" clf
初期値
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b %A:%p %{Host}i %P %S %{UNIQUE_ID}e" ihs-analysis LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b" common LogFormat "%{Referer}i -> %U" referer LogFormat "%{User-agent}i" agent
モジュール
mod_log_config
注意事項
指定した書式パラメタに対して出力する情報を持たない場合、または指定した書式パラメタのフォーマットで出力できない場合は、ハイフン“-”が出力されます。
書式パラメタに“%l”を指定する場合、IdentityCheckディレクティブを以下のように設定し、アクセスログに“ユーザ名識別”を採取する設定を行う必要があります。
IdentityCheck On
書式パラメタに“%{UNIQUE_ID}e”を指定する場合、LoadModuleディレクティブを以下のように設定し、モジュール“unique_id_module”を読み込む必要があります。
(インストールパスはデフォルト)
LoadModule unique_id_module "C:/Interstage/F3FMihs/modules/mod_unique_id.so"
(インストールパスはデフォルト)
LoadModule unique_id_module "/opt/FJSVihs/modules/mod_unique_id.so"