クライアント/サーバアプリケーションのコンパイルはMicrosoft(R) Visual C++(R) または COBOL97のプロジェクトを使用して行います。コンパイルはこのプロジェクトのビルドを実行することにより、各アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
プロジェクトのビルドが正常に終了した場合、プロジェクトファイルと同じフォルダに以下のアプリケーションが作成されます。
コンパイル時の注意事項については、“D.6 注意点”を参照してください。
アプリケーション種別 | アプリケーション名 |
---|---|
クライアントアプリケーション | tds2tds_c.exe |
中継用サーバアプリケーション(C言語) | libtds2tds_c.dll |
中継用サーバアプリケーション(C++) | tds2tds_cpp.exe |
中継用サーバアプリケーション(COBOL) | libtds2tds-cbl.dll |
末端用サーバアプリケーション | libtds2tds21_c.dll |
libtds2tds22_c.dll |
クライアント/サーバアプリケーションのコンパイルはmakeコマンドを実行することにより、各アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
中継用サーバアプリケーションの場合は、スレッドモードとプロセスモードの2種類のアプリケーション形態がありますので、アプリケーション形態ごとのMakefileを使用してコンパイルを実施するようにしてください。
スレッドモードの場合
%make
プロセスモードの場合
%make -f Makefile_nt
COBOLのプロセスモードの場合、「nt」ディレクトリが作成され、「nt」ディレクトリ配下に中間ファイルが出力されるようになっています。
makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したディレクトリに以下のアプリケーションが作成されます。
アプリケーション種別 | 形態 | アプリケーション名 |
---|---|---|
クライアントアプリケーション | - | tds2tds_c |
中継用サーバアプリケーション(C言語) | スレッド | libtds2tds_c.so |
プロセス | libtds2tds_cnt.so | |
中継用サーバアプリケーション(C++) | スレッド | tds2tds_cpp |
プロセス | tds2tds_cppnt | |
| スレッド | libtds2tds-cbl.so |
プロセス | libtds2tds-cblnt.so | |
末端用サーバアプリケーション | - | libtds2tds2_c.so |