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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)

4.4.4 スレッドモードのアプリケーションのコンパイルとリンク

[リンク時に指定するライブラリ]

ライブラリ名

格納場所

用途

libthread.so

/usr/lib

スレッドライブラリ(必須)(注1)

libtdalcapi.so

TDのインストールディレクトリ/lib

TD ランタイム(必須)

libextpapiskl.so

EXTPのインストールディレクトリ/lib

TD ランタイム(必須)

librcobol.so

COBOLのインストールディレクトリ/lib

COBOL ランタイム(必須)

libOMcblMT.so

ODのインストールディレクトリ/lib

ODランタイム(注2)

(注1)
  スレッドライブラリは必ず結合するライブラリの中で先頭に指定してください。

(注2)
  中継用サーバアプリケーションを作成するとき、および、例外を使用するときに必要です。

  なお、リンカにより結合処理を行う場合、以下のオプションを指定してください。

-dy -G

  サーバアプリケーションとスケルトンをコンパイル後、リンクする手順について例を以下に示します。

[コンパイル・リンク手順の例]
  %CORBA=/opt/FSUNod/include/COBOL
  %export CORBA
  %cobol -c tdsample1_s.cbl
  %cobol -c TD_TDSAMPLE1_INTF_skel.cbl
  %cobol -G -dy -Tm -o libtdsample1.so -lthread -L/opt/FSUNtd/lib -ltdalcapi
  -L/opt/FSUNextp/lib -lextpapiskl tdsample1_s.o 
  TD_TDSAMPLE1_INTF_skel.o
注意

  アプリケーションを作成する場合には、以下の注意が必要です。