サーバアプリケーションの処理を、オペレーティングシステムに添付されているエディタなどを使用して記述します。
ローカルトランザクション運用の場合は、リソースマネージャが提供するトランザクション命令と、リソースマネージャを使用するために必要な、データベースの結合処理や切り離し文などを記述してください。記述するトランザクション命令については、使用するリソースマネージャのマニュアルを参照してください。
セション情報管理機能を使用して、セション型の業務システムを構築する場合は、サーバ側のオブジェクトがセション情報管理オブジェクトへアクセスする必要があるため、CORBAクライアントの初期化が必要です。
セション情報管理機能に使用するAPIについては、“リファレンスマニュアル(API編)”を参照してください。
IDL定義とサーバアプリケーション名の関係を以下に示します。
モジュール名-インタフェース名-オペレーション名 |
サーバアプリケーションにおいて、引数に指定するオブジェクト情報は設定されていません。
セション情報管理機能を使用する場合は、“5.3 セション情報管理機能を使用したトランザクションアプリケーションの作成”を参照してください。
トランザクションアプリケーションにおいて、イベントサービスを利用する場合、使用可能なイベントサービスの機能は以下になります。
Pushモデルのサプライヤ
COBOL登録集からの複写
IDL定義に定数宣言を記述した場合、IDLコンパイルにより以下のCOBOL登録集ファイルが出力されます。本ファイルが出力された場合は、COPY文を使用して登録集原文をサーバアプリケーションに複写してください。
TD-オブジェクト名-H.cbl |
出口プログラムは以下の形式で作成してください。なお、ここでの出口プログラムとは、前出口プログラム、後出口プログラム、および、プロセスバインド機能を使用する場合の異常出口プログラムを指します。
引数 | なし |
復帰値(PROGRAM-STATUS) | 正常終了:0 |
復帰値が0以外の場合は、出口プログラム異常終了とみなし、出口プログラム種別ごとに以下の動作となります。
前出口プログラムの場合、ワークユニットの起動に失敗します。
後出口プログラムの場合、警告メッセージを出力し、ワークユニットの停止処理は成功します。
プロセスバインド機能の異常出口の場合、アプリケーションプロセスが異常終了します。その後、アプリケーション異常時の自動再起動が設定されている場合は、アプリケーションプロセスが自動再起動され、自動再起動が設定されていない場合は、ワークユニットが異常終了します。