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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(コンポーネントトランザクションサービス編)

3.5 ワークユニット定義の作成

  ローカルトランザクション運用におけるワークユニット定義の概要について説明します。ワークユニット定義の詳細については、“付録A ワークユニット定義の記述形式”および“OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。

定義情報の設定

  ワークユニット定義ファイルに記述する定義情報について、以下に示します。

ワークユニット名

  ワークユニットを操作するためのワークユニット名を[WORK UNIT]セクションで設定します。ワークユニット名は、ワークユニット単位に1つ設定することができます。

APM

  APM名を[APM]セクションに設定します。無条件に“TDNORM” と指定してください。

制御オプション

  アプリケーションが動作するためのカレントディレクトリやアプリケーションが格納されているライブラリパスなどの環境情報を[Control Option]セクションで設定します。

アプリケーション情報

  ワークユニットで動作させるアプリケーション名やオブジェクト名などの情報を、[Application Program]セクションで設定します。
  ワークユニットにアプリケーションを追加する場合、追加するアプリケーション単位に[Application Program]セクションに情報を記載して追加します。たとえば、ワークユニットに4つの別々なアプリケーションを動作させる場合には、4つの[Application Program]セクションを記載します。
  ワークユニットからアプリケーションを削除する場合は、不要となるアプリケーションに対応する[Application Program]セクションを削除します。

  なお、C++アプリケーションでは、非常駐運用およびマルチオブジェクト常駐運用を行うことはできません。