IDLファイルをコンパイルすることにより、クライアント、サーバそれぞれのアプリケーションの言語に合わせたスタブファイルとスケルトンファイルが作成されます。IDLファイルのコンパイルには、tdcコマンドを使用します。tdcコマンドのオプションは、使用する言語により異なります。tdcコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。tdcコマンドを使用した例を以下に示します。
>tdc -c -mc tdsample1.idl |
%OD_HOME=/opt/FSUNod |
%OD_HOME=/opt/FJSVod |
トランザクションアプリケーションでは、インタフェースリポジトリにインタフェース情報を登録する必要があります。インタフェースリポジトリに登録したインタフェース情報とスタブに埋め込まれるインタフェース情報は必ず一致している必要があります。IDLコンパイラでインタフェース情報を生成する際には、インタフェース情報チェック機能を使用することを推奨します。インタフェース情報チェック機能についての詳細は、“OLTPサーバ運用ガイド”の“インタフェース情報チェック機能を使用した運用”を参照してください。
アプリケーション間連携時に、以下の条件を満たす場合、コンパイル時に関数の二重定義エラーが発生します。
1つのクライアントアプリケーションから、複数のサーバアプリケーションを呼び出し可能とする。
各々のサーバアプリケーションで使用するIDL定義に同一種別のデータ型(基本データ型は除く)が宣言されている。
この場合は出力された関数名を変更するか、IDLcコマンド(-lcまたは-lsオプションを指定)を使用してスタブファイルを生成してください。
IDLcコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。