本章では、ebXML Message Service において、SSLを利用する方法について説明します。
ebXML Message Service では、暗号や署名処理を行うために必要な証明書や秘密鍵を管理する環境として以下の2つを使用することができます。
Interstage証明書環境
旧証明書/鍵管理環境
運用に応じて、上記のどちらかの環境を構築してください。
Interstage証明書環境を使用する場合は、“第11章 Interstage証明書環境の構築と利用”を参照してSSL環境を構築してください。その後、“ebXML Message Service ユーザーズガイド”を参照して ebXML Message Serviceから SSL機能が使えるよう設定してください。
旧証明書/鍵管理環境を使用する場合は、“B.2 SOAPサービスでセキュリティ機能を使用するための環境設定”を参照して、SOAPサービス用の旧証明書/鍵管理環境を構築してください。