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Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド

1.6.2 保護するべき資源

  一般的なOLTPアプリケーションを使用する際に保護するべき資源について説明します。

1.6.2.1 保護対象機能

  以下に示す機能および手順が保護の対象になります。

  どの機能を使用するかは、利用者の動作モデルによって異なります。ここで列挙した機能が、OLTPアプリケーション利用時のすべてのケースに該当するわけではありません。

1.6.2.2 保護対象資源

  OLTPアプリケーションで可能な機能を使用する場合、以下に示す資源が使用されます。高度なセキュリティ対策が要求される場合は、これらの資源をセキュリティ上の保護対象とすることが望まれます。

機能

保護対象資源

利用者の認証

認証に使用されるパスワード

CORBAアプリケーション呼び出し

  • CORBAサービス用ログファイル

  • インプリメンテーションリポジトリファイル

  • CORBAワークユニット用出力ファイル

    • 標準出力用ログファイル

    • 標準エラー出力ファイル

トランザクションアプリケーションの呼び出し

  • エラーログファイル

  • ワークユニット定義

  • トランザクションアプリケーション用出力ファイル

    • ファイルトランザクションアプリケーション用標準出力ファイル

    • トランザクションアプリケーション用標準エラー出力ファイル

ネーミングサービスへのアクセス

  • ネーミングサービス用データファイル

インタフェースリポジトリへのアクセス

  • インタフェースリポジトリ用データファイル

ロードバランスへのアクセス

  • ロードバランス用ネーミングサービス

Interstageの環境設定

  • Interstage関連の定義

    • Interstageシステム定義ファイル

    • Interstage動作環境定義

    • CORBAサービスの動作環境ファイル

    • コンポーネントトランザクションサービスの環境定義ファイル

ワークユニット定義の登録/削除

  • ワークユニット定義