Systemwalker Service Quality Coordinatorのトランザクション内訳分析機能を利用して、IJServer上で動作するJ2EEアプリケーションのコンポーネントごとの処理時間を測定することができます。
測定できるアプリケーションは、IJServerタイプによって以下のようになります。
IJServerタイプ | 測定できるアプリケーション |
---|---|
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVMで運用 | ・Webアプリケーション |
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用 | ・Webアプリケーション (注) |
Webアプリケーションのみ運用 | ・Webアプリケーション |
EJBアプリケーションのみ運用 | なし |
注) EJBアプリケーションは測定されません。
Webアプリケーションはサーブレット/JSP単位、EJBアプリケーションはメソッド単位に測定されます。
測定を行う場合は、Interstage管理コンソールの [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [(ワークユニット名)]の環境設定タブで、[共通定義]-[ トランザクション内訳分析]項目に“使用する”を設定します。また、isj2eeadminコマンドを使用して設定することもできます。
isj2eeadminコマンドを使用する場合の詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。
その他にSystemwalker Service Quality Coordinatorの設定が必要です。詳しくは、Systemwalker Service Quality Coordinatorのマニュアルを参照してください。
本機能を使用するには、Systemwalker Service Quality Coordinator Agentがインストールされている必要があります。
詳細は、“使用上の注意”の“ソフトウェア条件”をご確認ください。
本機能はスタンドアロンサーバでのみ使用できます。
Webアプリケーションでは、Servlet/JSP以外のコンテンツ(htmlファイルなど)へのリクエストは測定されません。