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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

1.8 Interstage管理コンソールの操作上の注意事項

■Webブラウザが提供してい機能の操作について

  Interstage管理コンソールでは、Webブラウザが提供している以下の機能を使用する操作を行わないでください。この操作を行った場合、画面が表示されないなどの異常が発生する可能性があります。

WebブラウザのCookie使用について

  Interstage管理コンソールを使用する場合は、WebブラウザでCookieが有効となるように設定してください。


SSLによる暗号化通信を行う場合について

  SSLによる暗号化通信を行う場合、イベントログにエラー“crypt32”が出力されることがあります。
  本現象は、ルート証明書の更新コンポーネントが有効になっている場合に、インターネット上のWindows(R) Updateへの接続に失敗すると発生します。
  本現象を回避するためには、以下の対処を行ってください。

■セションタイムアウトの発生について

  セションタイムアウトが発生した場合は、Webブラウザの終了を通知する確認ダイアログが表示されます。
  以下の対処を行ってください。

  1. 表示された確認ダイアログにおいて[OK]ボタンを押下し、Interstage管理コンソールで使用していたWebブラウザを終了します。

  2. Interstage管理コンソールの操作を継続する場合は、再度、Interstage管理コンソールを起動し、ログイン画面からログインを行います。


■セションタイムアウト時間の指定について

  セションタイムアウト時間に大きな値を設定した場合、第3者による不正操作や情報漏洩などのセキュリティ上の危険性が高くなります。セションタイムアウト時間の設定は、Interstage管理コンソールの操作に必要な最小限の値を設定するようにしてください。セションタイムアウト時間のカスタマイズ方法については、“A.2 Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。


ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定について

  タブブラウズ機能を使用していない場合、かつショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage管理コンソールの画面の遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
  Microsoft(R) Internet Explorerの[メニュー]-[ツール]-[インターネットオプション]-[詳細設定]において、以下の項目のチェックが解除されている場合は、チェックボックスをチェックし、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。