名前
ijslistapl - 配備アプリケーション一覧の表示
形式
ijslistapl [-n name] [-l]
機能説明
ijslistaplコマンドは、IJServerのワークユニットに配備されているアプリケーション一覧を表示します。
本コマンドで表示される情報は下記のとおりです。
modulekind: モジュールの種別
EAR: EARファイル
WAR: WARファイル
ejb-jar: ejb-jarファイル
RAR: RARファイル
modulename: モジュール名
submodule: EARファイルに含まれているモジュール名
kind: アプリケーション種別
Web: Webアプリケーション
EJB: EJBアプリケーション
RAR: connector
name: アプリケーション名、または定義名
サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーションの場合、modulekindには“WAR”が表示されます。また、modulenameには、モジュール名の後にそのWebアプリケーションが展開されているパスが表示されます。
以下に、ijslistaplコマンドのオプションおよび引数を説明します。
操作対象となるIJServerのワークユニット名を指定します。
本オプションを省略した場合は、全IJServerのワークユニットの情報を出力します。
配備したモジュールに含まれるアプリケーション名を表示する場合に指定します。
戻り値
0 = 正常終了
上記以外 = エラーが発生し処理を中断
注意事項
本コマンドを使用する場合は、コマンドを実行するマシンにInterstage JMXサービスがインストールされ、起動されている必要があります。
本コマンドで配備対象となるIJServerのワークユニットは、Interstage管理コンソール、またはisj2eeadminコマンドで作成したIJServerのワークユニットのみです。
このコマンドによる操作は、Interstage管理コンソールの実行基盤となっているInterstage JMXサービスで処理されます。下記のような場合は、Interstage JMXサービスのカスタマイズを行ってください。Interstage JMXサービスの環境設定については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
メモリ不足が発生した場合
“Interstage JMXサービスのjavaプロセスに指定するオプション情報”をカスタマイズしてください。
Interstage JMXサービスの通信のタイムアウトが発生した場合
“Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間”をカスタマイズしてください。
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本コマンドは、管理者権限を所有するユーザだけが実行可能です。
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本製品をインストールした環境によって、本コマンドの利用権限が変わる場合があります。詳細は、“1.3 利用権限について ”を参照してください。
使用例
IJServerのワークユニット名がIJServer001の場合の操作例を以下に示します。
-----------------------------------------------------------------------
>ijslistapl -n IJServer001
** IJServer001 **
modulekind modulename
EAR earsample001.ear
EAR earsample002.ear
WAR websample100.war
WAR websample200.war
ejb-jar ejbsample100.jar
ejb-jar ejbsample200.jar
RAR rarsample100.rar
RAR rarsample200.rar
WAR j2eesample2(/home/webapps/j2eesample2/) ※
-----------------------------------------------------------------------※ “サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーション”の場合の表示例です。
指定したIJServerのワークユニットに配備されているモジュールが種別ごとにそれぞれ昇順で出力されます。
IJServerのワークユニット名がIJServer001で-lオプションを指定した場合の操作例を以下に示します。
-----------------------------------------------------------------------
>ijslistapl -n IJServer001 -l
** IJServer001 **
modulekind modulename submodule kind name
EAR earsample001.ear websample001.war Web Web001
ejbsample001.jar EJB EB001
EB002
rarsample001.rar RAR RAR001
WAR websample100.war Web Web100
ejb-jar ejbsample100.jar EJB EB100
RAR rarsample100.rar RAR RAR100
-----------------------------------------------------------------------指定したIJServerのワークユニットに配備されているモジュールが種別ごとにそれぞれ昇順で出力されます。
IJServerのワークユニット名を省略した場合の例を以下に示します。
-----------------------------------------------------------------------
>ijslistapl
** IJServer001 **
modulekind modulename
EAR earsample001.ear
WAR websample100.war
ejb-jar ejbsample100.jar
RAR rarsample100.rar
** IJServer002 **
modulekind modulename
EAR earsample002.ear
WAR websample200.war
ejb-jar ejbsample200.jar
RAR rarsample200.rar
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----------------------------------------------------------------------- Interstageシステム内のすべてのIJServerのワークユニットが昇順で出力されます。
IJServerのワークユニットに配備されているモジュールも、IJServerのワークユニット単位にそれぞれ昇順で出力されます。