ここでは、サーブレット連携機能に関するエラーメッセージについて説明します。
Response has already been committed.
メッセージの意味
レスポンスはすでにコミットされています。
メッセージ種別
E: エラー
利用者の処置
コミットが1回になるようにビジネスロジックを修正してください。
%1 is null.
メッセージの意味
パラメタにnullが指定されました。
メッセージ種別
E: エラー
パラメタの意味
%1: パラメタ名
利用者の処置
パラメタに正しい値を指定し、nullが指定されないように修正してください。
User's application threw the exception. method=%1 cause=%2
メッセージの意味
アプリケーションのコールバックで例外が発生しました。
メッセージ種別
E: エラー
パラメタの意味
%1: 例外が発生したメソッド
%2: 例外のメッセージ
利用者の処置
運用ログに出力されるスタックトレースの情報を確認してください。例外の原因を特定し、必要に応じてコールバックを修正してください。
User's application returned null. method=%1
メッセージの意味
アプリケーションのコールバックがnullを返しました。
メッセージ種別
E: エラー
パラメタの意味
%1: nullを返却したメソッド
利用者の処置
nullが返却された原因を特定し、必要に応じてコールバックを正しく修正してください。
%1 is illegal. value=%2
メッセージの意味
クライアントから送信されたデータに誤りがあります。
メッセージ種別
E: エラー
パラメタの意味
%1: データのパラメタ名
%2: データの文字列表記
利用者の処置
ビジネスロジックの実行処理(クライアントの処理)で指定したデータ(オブジェクト)を確認し、正しいデータをサーバに送信するように修正してください。
Business logic threw the exception. exception=%1 message=%2
メッセージの意味
アプリケーションのビジネスロジックが、クラスRcfServletHelperのメソッドsetExceptionに例外を設定しました。
メッセージ種別
E: エラー
パラメタの意味
%1: 例外のクラス
%2: 例外のメッセージ(例外のメッセージがnullの場合は“message=”以降の文字列は出力されません。)
利用者の処置
ビジネスロジックがsetExceptionに設定した例外の情報は、エラーオブジェクトのcauseプロパティに設定されています。causeプロパティの値を確認して例外の原因を特定し、必要に応じてビジネスロジックを修正してください。
The Ajax framework has not been initialized.
メッセージの意味
Ajaxフレームワークが初期化されていません。
メッセージ種別
E: エラー
利用者の処置
HTML/JSPファイルにAjaxフレームワークの初期化処理が正しく記述されているかを確認してください。Ajaxフレームワークの初期化については、“2.3.3 Ajaxフレームワークの初期化処理”を参照してください。