Ajaxフレームワークは、Webブラウザ上のJavaScriptで動作するクライアントフレームワーク、JavaScriptからサーバ側のビジネスロジックを呼び出す通信フレームワーク、およびJavaScriptからWebサービスを呼び出すマッシュアップフレームワークから構成されています。
図1.2 Ajaxフレームワークの機能構成
クライアントフレームワークは、Webブラウザで高い操作性を実現するとともに、開発生産性の向上のために、Webブラウザ上で動作するJavaScriptのフレームワークを提供します。
クライアントフレームワークの詳細は、“第2章 クライアントフレームワーク”を参照してください。
通信フレームワークは、JavaScriptから、サーバ側のビジネスロジックを非同期で呼び出すためのフレームワークを提供します。
通信フレームワークの詳細は、“第3章 通信フレームワーク”を参照してください。
注意
通信フレームワークが連携できるサーバ側のアプリケーションは、サーブレットアプリケーションまたはApcoordinatorのアプリケーションです。
対応するServlet仕様のバージョンは、以下のとおりです。
サーブレットアプリケーションの場合: 2.4または2.5
Apcoordinatorのアプリケーションの場合: 2.4
マッシュアップフレームワークは、WebブラウザとWebサービスの通信を中継するフレームワークを提供します。複数のWebサービスを組み合わせたWebアプリケーションの作成が可能となります。
マッシュアップフレームワークの詳細は、“第4章 マッシュアップフレームワーク”を参照してください。
ポイント
Ajaxフレームワークのクライアントアプリケーションが使用するデータ形式は、JSON形式です。
参考
システムの運用/保守について
Ajaxフレームワークを利用したシステムの運用および保守については、ご利用のアプリケーションサーバのマニュアルを参照してください。