Portalworksは、以下の機能により構成されています。
Portalworksの提供機能
プレゼンテーション機能
利用者ごとに表示内容、画面構成をカスタマイズする機能です。
プレゼンテーション機能の一部として提供されるロール管理機能では、利用者の役割・権限ごとにサービスをグループ化することができます。この1つのグループを、「ロール」と呼びます。また、ロールを業務単位に1つのグループとしてまとめて、ポータルページ上で階層表示することもできます。このグループを、「階層表示ロールグループ(以降、ロールグループ)」と呼びます。
シナリオ機能
複数のサービスをビジネスロジック(作業手順と人の役割)に従って連携し、1つの新たなサービスとして提供するための機能です。
この機能を利用することにより、複数のサービスからの応答をビジネスロジックに従った利用者に最適な形式に加工・編集することができます。
なお、シナリオの作成は、シナリオ作成支援ツールを利用することで容易に行うことができます。シナリオ作成支援ツールの機能や利用方法については、“Portalworksシナリオ作成支援ガイド”を参照してください。
情報・サービス接続機能(USP:Universal Service Plug-in)
設定の容易なプラグインモジュールにより、外部リソース(情報・サービス)への容易な接続環境を提供する機能です。この機能を利用することにより、インターネット上の各種資源を容易に利用することができます。
運用管理機能
Portalworksのシステム情報の設定、ログオンポリシーの設定、ログ採取といった運用管理/監視を容易に行うことができる運用管理機能です。
なお、各機能の詳細については、“Portalworks解説書”を参照してください。
運用管理者の種類と役割
Portalworksの運用管理者は、作業内容により、以下のように大別することができます。
システム/運用管理者
Portalworksの運用管理全般について操作を行う者です。
サービス提供者
USPにより連携する外部リソース(情報・サービス)の提供者です。
シナリオ作成者
シナリオの設計/作成の担当者です。
作業の詳細については、“Portalworksシナリオ作成支援ガイド”を参照してください。