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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworksシナリオ作成支援ガイド

A.12.2 TeamWARE USP使用時の注意事項

ここでは、TeamWARE USP使用時の注意事項について述べています。

TeamWARE USPで挿入される属性

TeamWARE USPでは、TeamWAREから返されたレスポンスXMLデータ中のteamwareタグに属性として「twuspversion」を追加します。

<tw:teamware version=”1.0” xmlversion=”1.0” twuspversion=1.0 
  xmlns:tw=”urn:xmlns-fujitsu-com:tw2001-09”>

レスポンスXMLデータ中のこの属性の存在を調べることで、TeamWAREから直接返却されたXMLデータか、TeamWARE USP経由で返却されたXMLデータかを知ることができます。


上記の属性「twuspversion」は、TeamWARE Office 200Xの返すレスポンスXMLには存在せず、TeamWARE USPにより挿入されます。TeamWARE Office 200Xのマニュアルには記載されていませんので、ご注意ください。

TeamWARE USPで挿入されるタグ

TeamWARE USPでは、TeamWAREから返されたレスポンス中のHTTPレスポンスコード、ヘッダ中のWWW-Authenticateの値(存在する場合のみ)、および接続先のサーバのURLを以下の形式で、挿入します。

シナリオでは、これらの値を参照することで処理結果についての情報を得ることができます。また、代理ログオン情報を設定する際にも使用できます。

<tw:http_response> 
    <tw:response_code>401</tw:response_code> 
    <tw:www_authenticate>Basic:TeamWARE</tw:www_authenticate> 
    <tw:target_url>http://www.fujitsu.co.jp:9945/xmlaccess/</tw:target_url>
</tw:http_response>


上記のタグは、TeamWARE Office 200Xの返すレスポンスXMLには存在せず、TeamWARE USPにより挿入されます。TeamWARE Office 200Xのマニュアルには記載されていませんので、ご注意ください。