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Interstage Interaction Manager V9.1.1 Interstage Portalworksシナリオ作成支援ガイド

第5章 使用例

ここでは、シナリオ作成支援ツールの使用方法を以下の指定内容(例)をもとに説明します。

指定内容()

指定項目

指定内容

シナリオフォルダ名

tips3Scenario

シナリオパッケージ名

(指定を省略:「シナリオフォルダ名」)

シナリオ名

Tips3

アクティブシナリオJSP名

tips3Scenario

アクティブドックJSP名

tips3Doc

タイトルとID(ブリック1)

タイトル:「ボタン連携」、ID:「tips3brk1」

タイトルとID(ブリック2)

タイトル:「詳細表示」、ID:「tips3brk2」

操作手順

  1. シナリオ作成支援ツールを起動します。

  2. [新規シナリオの作成]を選択し、[次へ>>]ボタンをクリックします。

  3. シナリオフォルダ作成先を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. シナリオの作成に必要な情報を設定し、[OK]ボタンをクリックします。

  5. 表示情報を確認し、変更の必要がなければ[ブリックレシピ]タブをクリックします。

    シナリオ名には、手順「4.」の[新規シナリオ情報設定]画面で指定したシナリオ名が設定されています。また、シナリオパッケージ名を省略した場合には、手順「3.」の[シナリオフォルダ作成先]画面で指定したシナリオフォルダ名が指定されたものとみなされます。

  6. [選択]チェックボックスをチェックし、[編集]ボタンをクリックします。

    [ID]と[タイトル]には、手順「4.」または「5.」で指定したシナリオ名が設定されています。

  7. [詳細情報]タブの各フィールドを指定し、[ボタン表示]タブをクリックします。

  8. タイトルバーに表示するボタンの状態を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
    [ホーム]、[最小化]、および[パーソナライズ]には、「true」を設定します。その他は、「false」に設定します。

  9. 2つ目のブリック情報を設定するため、以下の操作を行います。
    ブリックを複数利用する場合、この操作を繰り返します。

    1. [追加]ボタンをクリックします。

    2. [詳細情報]タブの各フィールドを指定し、[ボタン表示]タブをクリックします。

    3. タイトルバーに表示するボタンの状態を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
      [ホーム]、[最小化]、および[パーソナライズ]には、「true」を設定します。その他は、「false」に設定します。

  10. JSPタブをクリックします。
    [アドバタイズ情報]の設定は必要ありません。

  11. [アクティブシナリオJSP]をチェックし、[編集]ボタンをクリックします。

  12. JSPを編集し、[保存]ボタンをクリックします。

  13. [アクティブドックJSP]をチェックし、[編集]ボタンをクリックします。

  14. ブリック1表示用の記述を行います。

    初期状態の「contentID」には、シナリオ名が記述されています。
    <pwst:content>の「contentID」を[ブリックレシピ]タブで設定した「tips3brk1」に変更し、ブリックに表示する処理を記述します。

  15. ブリック2表示用の記述を行います。
    <pwst:content>行は、1ブリック分しか自動追加されていません。
    「contentID」に[ブリックレシピ]タブで設定した「tips3brk2」を指定した<pwst:content>行を追加し、ブリックに表示する処理を記述します。

  16. アクティブドックJSPに必要な処理を記述し、[保存]ボタンをクリックします。

  17. [アクティブシナリオJSP]および[アクティブドックJSP]をチェックし、[コンパイル]ボタンをクリックします。

  18. コンパイル結果を確認します。

  19. コンパイルエラーなどがなければ[OK]ボタンをクリックします。
    [OK]ボタンをクリックするとJarファイルが作成されます。
    なお、[スタティックコンテンツ]タブの設定は不要です。

エラー修正手順

JSPのコンパイルでエラーが発生した場合、以下の手順で修正します。

  1. [コンパイル結果]画面でエラー内容を確認します。

  2. エラーが表示されたJSPのチェックボックスをチェックし、[編集]ボタンをクリックします。

  3. [コンパイル結果]画面に表示されたエラー個所を修正し、[保存]ボタンをクリックします。

  4. 修正したJSPファイルを選択し、[コンパイル]ボタンをクリックします。

  5. コンパイル結果画面で、エラーがないことを確認します。