アドバタイズ情報の各要素および属性(アトリビュート)について、以下に示します。
要素 | 説明 | ||
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advertiseInformation | アドバタイズ情報記述ファイルの文書ルートです。 | ||
tip | サポートする端末情報など、シナリオの説明を記述します。 | ||
condition | シナリオの条件をこの要素内に記述します。 | ||
termProperty | 接続可能な端末機種グループを記述します。
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留意事項
アドバタイズ情報を記述する場合、以下の注意が必要です。
conditionの記述
複数記述した場合、「または」(ORの条件)の集合となり、それぞれの要素ではどちらでもこのアドバタイズ情報が有効となります。
conditionの中での記述
1つの条件式を表す要素を複数記述することができます。ただし、要素をネスト(要素の内容の中にまた新たな要素が出現)することはできません。
1つの条件式は、要素の開始タグ、終了タグをkey、要素の内容をvalueとして表します。例えば、<key>value</key>となります。keyおよびvalueには、一般のXMLドキュメントに使用可能な文字が使用できます。
同じkeyを複数記述した場合、それらはすべて「かつ」(ANDの条件)の集合であるとみなされます。
要素のアトリビュートとしてoperatorが使用できます。operatorを省略した場合には、operator=“eq”であるとみなされます。eqおよびneの場合には、valueが文字列として使用されます。それ以外の大小比較の場合には、valueが整数として使用されます。operatorには、以下の値が指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
eq | 等号(「=」と同じ意味。Equalの短縮表記) |
ne | 不等号(「!=」と同じ意味。Not Equalの短縮表記) |
lt | より小さい(「<」と同じ意味。Less Thanの短縮表記) |
gt | より大きい(「>」と同じ意味。Greater Thanの短縮表記) |
le | より小さいか等しい |
ge | より大きいか等しい |
termPropertyにはPCと設定してください。PC以外を設定した場合、利用者画面には表示されません。