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Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集

3.5.5 プロセス情報

以下の情報がプロセスダンプと合わせて必要となります。

以下に各情報の採取方法を示します。

備考. Windows版では、プロセス情報を取得する手段は、Visual Cなどを使用したデバッグ作業になってしまうため、外部に公開できる手順はありません。

採取方法

SolarisLinuxプロセスのスタックトレース

  1. psコマンドにより、ハングアップ状態となっているプロセスID(PID)を調べます。
    例) directorプロセスの場合

    ps -ef | grep shunddmn

  2. スーパーユーザー権限で、対象PIDのスタック情報をトレースします。

    pstack PID

    出力結果をテキストファイルに保存してください。


Linuxプロセス内のシステムコールトレースの情報

スーパーユーザー権限で、前述のPIDを使用して以下のコマンドを実行し、30秒程度経過したらCtrl+Cで強制終了させてください。

strace -f -p PID -o 出力ファイル

出力ファイルが資料となります。


SolarisLinuxIPCリソース使用状況

コマンドのハングアップの場合、IPC資源不足の可能性も考えられます。
以下のコマンドを実行し、出力結果を保存してください。

ipcs -a