大量件数データのXML変換時の異常
少量データの場合（たとえば10万件以下）では10数秒で処理が終了するが、大量データ（たとえば100万件以上）の場合に処理が数時間にわたり処理が終了しない。
以下の条件を満たす場合、本現象が発生していると判断できます。
少量データでは正しく変換できる。かつ、
データ量を増やすと処理が終了しない、または、エラーとなる。
メモリ不足です。
マッピングルールファイルに「集約する」指定（parentRuleタグでcontroller属性を指定）している場合、ひとつのXML文書として出力されるために、メモリ使用量が増加して処理遅延が発生します。
以下の方法で回避できます。
メモリの増設
データサイズの見直し
マッピングルールの見直し（集約している場合やめる）
特に集約の必要がない場合は、parentRuleタグによる集約条件の指定（controller属性）を止めて、再度変換を行ってください。
