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Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集

1.2 異常の検出と運用への影響

異常の検出および運用への影響

運用中にShunsakuの各プロセス(conductor、director、sorterおよびsearcher)に異常が発生した場合、異常が発生したプロセスが配置されているサーバ上のシステムログ(syslog)またはイベントログには、Shunsakuの異常発生を通知するメッセージが出力されます。


発生した異常によっては、運用を継続できない場合があります。

以下に異常発生時における運用への影響について示します。

メッセージコード

原因

運用への影響度

運用中アプリケーションへの影響

コネクション

トランザクション

shn06000u
shn06002u

conductor異常終了

Shunsakuシステムが復旧するまでShunsakuに対する接続ができません。

切断

shn02003u
shn02012u
shn30302u

director異常終了

directorが復旧するまでShunsakuに対する検索および更新ができません。

取消し

shn02000e

searcherへの通信処理で異常発生

自動的に縮退またはフェイルオーバが行われ、終了後、運用を再開することができます。ただし、縮退した場合には、異常発生前と同等の性能は発揮できなくなります。

取消し

shn07015u

sorter異常終了

Shunsakuシステムが復旧するまでソートおよび集計を行うことができません。

影響なし

影響なし