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Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

D.5.1 サーチデータファイルのサイズ

サーチデータファイルのサイズの見積り式について以下に示します。

本見積り式によって算出されるサーチデータファイルのサイズは最大サイズとなります。


サーチデータのオーバーフロー制御機能使用時のサーチデータファイルのサイズ

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

サーチデータファイル (注1)

  • r:レコードの平均サイズ

  • DAn:追加レコード件数(注2)

  • Un:更新レコード件数(注3)

  • SE:接続searcher数(注4)

  • Sm:searcherの最大メモリ使用量(バイト)(注5)

  • Fα:安全率(1.3以上)

14,097,152 + (( 20 + r) × (DAn + Un) / SE - Sm) × Fα

注1)サーチデータファイルは、以下の契機で自動的に切り替わります。

注2)追加レコード件数とは、shundimportコマンドまたはアプリケーションから追加する総レコード件数です。
注3)更新レコード件数とは、shundresendコマンドを実行するまでに更新または削除を行ったレコード件数です。
注4)directorに接続されているsearcher数です。
注5)システム用動作環境ファイルのDirectorパラメタのSearcherMaxMemorySizeをバイトに変換した値を指定します。


サーチデータが、searcherの最大メモリ使用サイズ以上となった場合に、サーチデータファイルが作成されます。


見積り例

サーチデータファイルのサイズの見積り例を以下に示します。


変動要因が以下の条件の場合

14,097,152 + ((20 + 4,000)×(300,000 + 3,000) / 1 - 1,073,741,824)×1.3 = 201,710,781バイト(約193MB)

ディスク検索機能使用時のサーチデータファイルのサイズ

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

サーチデータファイル (注1)

  • r:レコードの平均サイズ

  • DAn:追加レコード件数(注2)

  • Un:更新レコード件数(注3)

  • SE:接続searcher数(注4)

  • Fα:安全率(1.3以上)

14,097,152 + (( 20 + r) × (DAn + Un) / SE) × Fα

注1)サーチデータファイルは、以下の契機で自動的に切り替わります。

注2)追加レコード件数とは、shundimportコマンドまたはアプリケーションから追加する総レコード件数です。
注3)更新レコード件数とは、shundresendコマンドを実行するまでに更新または削除を行ったレコード件数です。
注4)directorに接続されているsearcher数です。


見積り例

サーチデータファイルのサイズの見積り例を以下に示します。

変動要因が以下の条件の場合

14,097,152 + ((20 + 4,000)×(100,000 + 1,000) / 1)×1.3 = 541,923,152バイト(約517MB)

注意

shundresendコマンドによるサーチデータファイルの最適化を行う場合は、一時的にサーチデータファイルの2倍のサイズのディスク領域を使用します。そのため、サーチデータファイルを配置するディスクには、サーチデータファイルのサイズの見積り結果の2倍以上の空き領域が必要です。