サーチデータファイルのサイズの見積り式について以下に示します。
本見積り式によって算出されるサーチデータファイルのサイズは最大サイズとなります。
サーチデータのオーバーフロー制御機能使用時のサーチデータファイルのサイズ
定義単位 | 変動要因 | サイズ(バイト) |
---|---|---|
サーチデータファイル (注1) |
| 14,097,152 + (( 20 + r) × (DAn + Un) / SE - Sm) × Fα |
注1)サーチデータファイルは、以下の契機で自動的に切り替わります。
サーチデータファイルのサイズが1ギガバイト以上となる場合
サーチデータファイルの格納レコード件数が300万件以上となる場合
注2)追加レコード件数とは、shundimportコマンドまたはアプリケーションから追加する総レコード件数です。
注3)更新レコード件数とは、shundresendコマンドを実行するまでに更新または削除を行ったレコード件数です。
注4)directorに接続されているsearcher数です。
注5)システム用動作環境ファイルのDirectorパラメタのSearcherMaxMemorySizeをバイトに変換した値を指定します。
サーチデータが、searcherの最大メモリ使用サイズ以上となった場合に、サーチデータファイルが作成されます。
見積り例
サーチデータファイルのサイズの見積り例を以下に示します。
変動要因が以下の条件の場合
レコードの平均サイズ:4,000(バイト)
追加レコード件数:300,000(件)
更新レコード件数:3,000(件)
接続searcher数:1
searcherの最大メモリ使用量:1024M(バイト)
安全率:1.3
14,097,152 + ((20 + 4,000)×(300,000 + 3,000) / 1 - 1,073,741,824)×1.3 = 201,710,781バイト(約193MB)
定義単位 | 変動要因 | サイズ(バイト) |
---|---|---|
サーチデータファイル (注1) |
| 14,097,152 + (( 20 + r) × (DAn + Un) / SE) × Fα |
注1)サーチデータファイルは、以下の契機で自動的に切り替わります。
サーチデータファイルのサイズが1ギガバイト以上となる場合
サーチデータファイルの格納レコード件数が300万件以上となる場合
注2)追加レコード件数とは、shundimportコマンドまたはアプリケーションから追加する総レコード件数です。
注3)更新レコード件数とは、shundresendコマンドを実行するまでに更新または削除を行ったレコード件数です。
注4)directorに接続されているsearcher数です。
見積り例
サーチデータファイルのサイズの見積り例を以下に示します。
変動要因が以下の条件の場合
レコードの平均サイズ:4,000(バイト)
追加レコード件数:100,000(件)
更新レコード件数:1,000(件)
接続searcher数:1
安全率:1.3
14,097,152 + ((20 + 4,000)×(100,000 + 1,000) / 1)×1.3 = 541,923,152バイト(約517MB)
注意
shundresendコマンドによるサーチデータファイルの最適化を行う場合は、一時的にサーチデータファイルの2倍のサイズのディスク領域を使用します。そのため、サーチデータファイルを配置するディスクには、サーチデータファイルのサイズの見積り結果の2倍以上の空き領域が必要です。