AnsMaxパラメタは、conductor用動作環境ファイルとdirector用動作環境ファイルにありますが、パラメタ間の関係はありません。
conductor用動作環境ファイルのAnsMaxパラメタには、ShunsakuのAPIを利用し、conductor経由でShunsakuのアクセスする場合の最大返信件数を設定します(下図:conductor経由でShunsakuにアクセスする場合)。
director用動作環境ファイルのAnsMaxパラメタには、ShunsakuのAPIを利用し、director経由でShunsakuのアクセスする場合の最大返信件数を設定します(下図:director経由でShunsakuにアクセスする場合)。
なお、以下のような理由から、conductor経由でのアクセスを推奨します。
更新系のAPIを利用するためには、conductorからのアクセスが必須となる。
director増設時など、将来的な拡張を考えた場合、conductorからのアクセスが必須となる。
Shunsaku Fileを利用する場合、conductorからのアクセスが必須となる。
conductorからアクセスすることで、アプリケーションはアクセス先(director)のポート番号を意識する必要がなくなる。
図B.1 conductor経由でShunsakuにアクセスする場合
図B.2 director経由でShunsakuにアクセスする場合
注意
conductor経由でShunsakuにアクセスしてソートまたは集計を行うと、ソート式に指定するソートキーまたはグループキーの合計長によって、conductor用動作環境ファイルのAnsMaxパラメタに設定した値の検索結果が返信されない場合があります。
ソートキーまたはグループキーの合計長と返信可能件数の関係については、“アプリケーション開発ガイド”の“定量値”を参照してください。
director経由でShunsakuにアクセスした場合は、ソートや更新系APIは利用することができません。