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Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

8.4.5 リソースの作成

Shunsakuのサービスをリソースとして作成します。
Shunsakuは、汎用サービスのリソースとして作成します。
conductor、sorterおよびdirectorのリソースを以下の手順でそれぞれ作成します。
なお、conductorのリソースの作成は、sorterおよびdirectorのリソースを作成したあとに行ってください。

  1. クラスタサービスを開始します。
    [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から、“Cluster Service”を選択し、クラスタサービスを開始します。


  2. クラスタアドミニストレータを起動します。
    [コントロールパネル]-[管理ツール]から、“クラスタアドミニストレータ”を選択します。


  3. 新規リソースを作成します。
    クラスタアドミニストレータから、新規リソースを作成します。


    リソースを作成するための各画面に表示される項目名、その設定値および設定後の操作を、以下に示します。

画面名

項目名

設定値

新しいリソース

名前

以下のいずれかを設定します。

  • conductor識別子

  • sorter識別子

  • director識別子

リソースの種類

“汎用サービス”を指定します。

グループ

作成する全リソースで同一グループを選択してください。

実行可能な所有者

利用可能なノード

運用サーバと待機サーバのノードを設定します。

依存関係

リソースの依存関係

“IPアドレス”、“ネットワーク名”および“共有ディスク”を追加します。
conductorのリソースを作成する場合は、リソースの依存関係にdirectorのリソースおよびsorterのリソースをすべて設定してください。
これにより、directorおよびsorterが起動後、conductorが起動されるようになります。

汎用サービスパラメタ

サービス名

以下のいずれかを設定します。

  • conductorの場合
    “shuncsvc_Shunsakuシステム名_conductor識別子”

  • sorterの場合
    “shunosvc_Shunsakuシステム名_sorter識別子”

  • directorの場合
    “shundsvc_Shunsakuシステム名_director識別子”

レジストリの複製

レジストリキー

クラスタアドミニストレータ

クラスタアドミニストレータリソースの「プロパティ」の詳細設定タブ

再開しない/再開する

“再開する”を選択します。

グループに適用する

チェックします。

しきい値

“0”を指定します。

期間

この値は、ノードが切り替わってから、Shunsakuの起動が完了するまでの待ち時間になります。
設定した秒数以内に起動が完了しない場合、障害が発生したとみなされます。
利用者の環境において、クラスタアプリケーションの起動確認テストで起動時間を測定し、適切な値を設定してください。