以下に、Shunsakuのセットアップについて説明します。
ディレクタサーバのセットアップ
ディレクタサーバでのセットアップは、運用サーバで行います。
ディレクタサーバでのセットアップは、以下の点を除いて通常のセットアップの手順と同様です。
システム用動作環境ファイルの編集
director用動作環境ファイルの編集
動作環境ファイルの複写
ポイント
フェイルオーバの運用形態がN:1の運用待機の場合、ディレクタサーバを増設して運用するシステムでのセットアップの手順と同様です。
参照
セットアップ手順の詳細については、“インストールガイド”の“ディレクタサーバ増設時のインストールおよびセットアップ”を参照してください。
システム用動作環境ファイルの以下の実行パラメタには、ディレクタサーバの引継ぎIPアドレスを指定します。
Conductor
Director
Sorter
ディレクタデータファイルおよびオペレーションログファイルは、共用ディスクに格納する必要があります。
director用動作環境ファイルの以下の実行パラメタには、共用ディスク上のディレクトリを指定します。
DataFileFolder
OperationLogFolder
注意
ディレクタデータファイルとオペレーションログファイルが同時に壊れた場合、最新時点までのリカバリができなくなります。
オペレーションログファイルの配置先は、ディレクタデータファイルの配置先とは別の共用ディスクを指定してください。
各動作環境ファイルは、運用サーバと待機サーバで同じ設定にする必要があります。
運用サーバのセットアップ完了後、以下の動作環境ファイルを待機サーバに複写してください。
システム用動作環境ファイル
conductor用動作環境ファイル
director用動作環境ファイル
sorter用動作環境ファイル
注意
システム用動作環境ファイルの複写後、待機サーバの以下のservicesファイルに記述された内容が、複写されたシステム用動作環境ファイルに記述された内容と合っていることを確認してください。
Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\services
ダイレクトアクセス機能を使用している場合は、ダイレクトアクセスキー定義ファイルも複写する必要があります。
サーチサーバのセットアップ
サーチサーバでのセットアップは、通常のセットアップの手順と同様です。
参照
セットアップ手順の詳細については、“インストールガイド”の“searcherを別のサーバで運用するシステムのインストールおよびセットアップ”を参照してください。