検索用データのディスク配置機能を利用するかどうかを検討します。
今までのメモリ検索に比べて、少ないサーバで大量のデータを扱うことができます。ただし、ディスクへのアクセスが発生するため、性能は低下します。
各機能のメリット、デメリットおよび適用業務を以下に示します。
機能名 | メリット | デメリット | 適用業務 |
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サーチデータのオーバーフロー制御機能 |
| ディスクにデータが格納された場合、メモリだけで検索していたときよりも、検索性能が低下する。 | 検索速度が重視される、オンラインによる更新業務向き |
ディスク検索機能 |
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| データの更新・削除がなく、ログ解析などの大量データを蓄積する、データ量重視の業務向き |
検索用データのディスク配置機能は、システム用動作環境ファイルおよびsearcher用動作環境ファイルで設定します。
ディスクの配置は、検索性能を考慮して決定します。
複数CPUの場合、1つのCPU(1searcher)に対して1つのディスクが割り当てられるように配置することを推奨します。
参照
システム用動作環境ファイルの設定方法については、“A.1 システム用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。
searcher用動作環境ファイルの設定方法については、“A.5 searcher用動作環境ファイルの実行パラメタ”を参照してください。