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 Apcoordinatorユーザーズガイド

第28章 概要

Apcoordinatorでは、電子フォームを使ったアプリケーションを作成することができます。

電子フォームアプリケーションは、画面や帳票の電子フォームを利用して申請処理や伝票処理をWeb上で実現します。Apcoordinatorの電子フォームには以下の特長があります。

電子フォームアプリケーションでは、電子フォームに対する以下の処理が可能です。

電子フォームアプリケーションの構成は以下の2通りがあります。

前者の構成の場合、後者に比べて、処理の振り分けや画面遷移の処理が容易に作成できます。また、“第2部 Apcoordinatorコアの機能”が利用できます。そのため、電子フォームアプリケーション全体をApcoordinatorフレームワークを利用して構成する方法を推奨します。

本マニュアルではアプリケーション全体をApcoordinatorフレームワークを利用して作成する方法を説明します。電子フォームのみにApcoordinatorを利用する場合の作成方法は、“Formcoordinatorユーザーズガイド”やサンプル集を参照してください。

電子フォームアプリケーション全体をApcoordinatorフレームワークを利用して作成した場合の、電子フォームアプリケーションの主な構成要素を以下の図に示します。

なお、電子フォームアプリケーションの実行時にはFujitsu XML プロセッサが必要です。詳細は“13.2 実行時に必要なソフトウェア”を参照してください。