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 Apcoordinatorユーザーズガイド

27.1 Interstage Studioの場合

Interstage Studioで作成するセションBeanの構築とデバッグが可能です。また、効率的に開発するウィザード機能を提供しています。実際の使用例は“入門ガイド”を参照してください。

プロジェクトの作成

Interstage StudioでApcoordinatorによるセションBeanを開発するには、Apcoordinator Enterprise JavaBeansプロジェクトを定義し、Enterprise Beanソース(Apcoordinator)ウィザードを使用します。このウィザードは以下の機能を提供します。

ファイルの作成

以下のファイルはウィザードを使用して作成できます。

データBean

データBean作成ウィザードでは、データBeanのプロパティ名と型を入力することで、データBeanを作成することができます。

ビジネスクラス

ビジネスクラス作成ウィザードでは、入力データの型とコマンド名を入力することで、ビジネスクラスにメソッドを追加し、コマンドマップを更新します。

リモートマップ

リモートマップ作成ウィザードは、リモートマップのテンプレートを作成します。

データBean変換マップ

データBean変換マップ作成ウィザードは、データBean変換マップのテンプレートを作成します。

デプロイメント記述の編集

deployment descriptorファイル編集で、エンタープライズBean環境やトランザクション属性などデプロイメント記述の編集が可能です。

関係定義チェック

コマンドマップに記述したクラスの存在確認をします。アプリケーションの構築時にチェックが実行されます。

ejb-jarファイルの作成

構築時にejb-jarファイルが自動的に作成されます。

デバッグ

Interstageのワークユニット上でセションBeanをデバッグ実行することができます。また、Apcoordinatorが提供するセションBeanのローカル呼び出し機能を使用して、テスト用クライアントプログラムを作成することにより、ローカルマシン上でデバッグ実行することも可能です。

配備

IJServerビューからInterstage管理コンソールを起動して、InterstageのワークユニットにEJBを配備できます。 配備方法の概略については、“26.3 Interstage使用時のセションBeanの環境設定”を参照してください。