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 Apcoordinatorユーザーズガイド

4.7.1 トランザクション管理機能が提供する機能

トランザクション管理機能は、Apcoordinatorがトランザクションの開始、コミット、ロールバックを制御する機能です。アプリケーションでトランザクションの開始、終了をプログラムする必要がなく、トランザクションの制御が容易になります。

トランザクション管理機能を使用すると、Apcoordinatorは次のようにトランザクションを制御します。

Apcoordinatorで管理できるのは、以下のインタフェースによって制御できるトランザクションです。

上記以外のインタフェースについては、アダプタを作成することによってApcoordinatorで管理できる場合があります。アダプタの作成方法は“4.7.4 JDBCのトランザクションの制御”で説明します。

デフォルトでは、UserTransactionインタフェースによってトランザクションを制御します。java.sql.Connectionインタフェースによる制御を利用する方法は“4.7.4 JDBCのトランザクションの制御”で説明します。

UserTransactionインタフェースによるトランザクション制御を選択し、アプリケーションサーバとしてInterstageを使用する場合、トランザクションを連携させることのできるアプリケーションの種別と、トランザクションで制御できるリソースは以下のようになります。

ポイント

トランザクションに参加できるリソースは、アプリケーションサーバなどの実行環境に依存します。