説明
列要素に関するルールを指定します。
書式
<columnRule id="属性値" { colname="属性値" | colno="属性値" } tagname="属性値" parent="属性値" hide="属性値" null="属性値" handler="属性値" handler-arg="属性値" /> |
注) colname属性またはcolno属性のどちらか一方を指定します。
属性
属性名 | 説明 | 省略 |
---|---|---|
id | マッピングルール識別子(注1)を指定します。 | 不可 |
colname | columnRuleタグの要素として取り出したい結果表の列名を指定します(注2)。 | 条件により可 |
colno | columnRuleタグの要素として取り出したい結果表の列の番号を指定します。colno属性で指定した列から要素が取り出されます。番号は1から始まる整数です。 | 条件により可 |
tagname | columnRuleタグで変換するXMLのタグ名を指定します。 | 条件により可 |
parent | columnRuleタグの親タグとなるペアレントルールのマッピングルール識別子を指定します。parent属性の設定は必須です。 | 不可 |
hide | columnRuleタグに対応する要素をXML文書に出力したくない場合は、hide属性の値を“yes”に指定します。 | 可 |
null | 結果表の列の値がnullである場合の要素の出力形式を指定します。
null属性を省略した場合、“empty”が指定されたとみなします。 | 可 |
handler | 結果表の列に格納されているデータがバイナリデータの場合、データを文字コード変換して、XML文書に出力します。 | 可 |
handler-arg | handler属性に“BINARYDATA”を指定している場合に有効となる属性です。
handler-arg属性を指定しない場合、データ種別は“TEXT”、文字コードは“UTF-8”が指定されたとみなします。 | 可 |
注1) マッピングルール識別子は、ルールを識別するために使用する識別子です。この識別子は、1つのマッピングルールファイル内で一意である必要があります。
注2) CSVファイルからの変換の場合、CSVSourceクラスのsetFirstRecordToColumn()メソッドにより、1行目のデータを列名として扱うことができます。
注3) XML変換機能で使用できる実体参照を以下に示します。
実体参照 | 表す記号 |
---|---|
< | < |
> | > |
& | & |
' | ' |
" | " |
要素
ありません。
注意事項
指定された列が結果表に存在しない場合、columnRuleタグは無効となります。
1つのマッピングルールファイル内のcolumnRuleタグには、colname属性とcolno属性を同時に指定することはできません。同時に指定した場合、エラーとなります。
例
以下の場合、1つのマッピングルールファイル内のcolumnRuleタグに、colname属性とcolno属性が同時に設定されているため、エラーとなります。
<columnRule id="c1" colname="A" tagname="NUM" parent="p1" /> <columnRule id="c2" colno="2" tagname="NAME" parent="p1" /> |
結果表の異なる列に対するcolumnRuleタグの指定には、同じtagname属性を指定することはできます。
例
以下の場合、結果表の異なる列に対して、同じtagname属性値を指定しているためエラーとなりません。
<columnRule id="c1" colno="1" tagname="foo" parent="p1" /> <columnRule id="c2" colno="2" tagname="foo" parent="p1" /> |
結果表の同じ列に対するcolumnRuleタグの指定は、同じtagname属性値を指定することはできません。同じtagname属性値を指定した場合、エラーとなります。
例1
以下の場合、結果表の同じ列に対して同じtagname属性値を指定しているためエラーとなります。
<columnRule id="c1" colno="1" tagname="foo" parent="p1" /> <columnRule id="c2" colno="1" tagname="foo" parent="p1" /> |
例2
以下の場合、結果表の同じ列に対して異なるtagname属性値を指定しているためエラーとなりません。
<columnRule id="c1" colno="1" tagname="foo" parent="p1" /> <columnRule id="c2" colno="1" tagname="var" parent="p1" /> |