名前
CORBA-REQUEST-ADD-ARG
形式
ENVIRONMENT DIVISION. CONFIGURATION SECTION. SPECIAL-NAMES. SYMBOLIC CONSTANT COPY SYMBOL-CONST IN CORBA. . DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. COPY CONST IN CORBA. 01 COPY REQUEST IN CORBA REPLACING CORBA-REQUEST BY REQ. 01 NAME USAGE POINTER. 01 COPY TYPECODE IN CORBA REPLACING CORBA-TYPECODE BY ARG-TYPE 01 N-VALUE USAGE POINTER. 01 COPY LONGS IN CORBA REPLACING CORBA-LONG BY LEN. 01 COPY FLAGS IN CORBA REPLACING CORBA-FLAGS BY ARG-FLAGS. 01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV. 01 COPY STATUS IN CORBA REPLACING CORBA-STATUS BY ORB-STATUS. PROCEDURE DIVISION. CALL "CORBA-REQUEST-ADD-ARG" USING REQ NAME ARG-TYPE N-VALUE LEN ARG-FLAGS ENV ORB-STATUS.
機能説明
REQで指定したリクエストオブジェクトに、呼び出すサーバアプリケーション関数のパラメタ情報を追加します。REQには、CORBA-OBJECT-CREATE-REQUEST関数で返されるリクエストオブジェクトのオブジェクトリファレンスを指定します。
パラメタは、最低限N-VALUEとLENを指定してください。ARG-TYPE, NAMEおよびARG-FLAGSは指定する必要はありません。ARG-TYPEにはパラメタのデータ型(タイプコード)、NAMEには名前を指定します。
この関数により、パラメタはリクエストオブジェクトに結び付けられます。
パラメタをリクエストオブジェクトに結び付けるには、CORBA-OBJECT-CREATE-REQUEST関数の呼び出しの際に指定する方法もあります。これらの2つの方法を混合することはできません。
ARG-FLAGSには、以下のフラグが指定できます。
入力だけのパラメタ。
出力だけのパラメタ。
入出力パラメタ。
引数値のコピーが作られ、代わりに使われます。このフラグはCORBA-ARG-INOUTおよび CORBA-ARG-OUTが指定された場合は無視されます。
復帰値
正常終了した場合は、CORBA-OKが返されます。
異常終了した場合は、CORBA-FAILEDが返されます。
REQにNULLが指定された場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定されます。
備考
クライアントでARG-FLAGSにCORBA-ARG-OUTを指定する場合、N-VALUEにはNULLを設定してください。