名前
CORBA-ORB-LIST-INITIAL-SERVICES
形式
DATA DIVISION. WORKING-STORAGE SECTION. COPY CONST IN CORBA. 01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV. 01 COPY ORB IN CORBA REPLACING CORBA-ORB BY ORB. 01 COPY OBJECTIDLIST IN CORBA REPLACING CORBA-ORB-OBJECTIDLIST BY OBJECT-ID-LIST. PROCEDURE DIVISION. CALL "CORBA-ORB-LIST-INITIAL-SERVICES" USING ORB ENV OBJECT-ID-LIST.
機能説明
利用可能なオブジェクトのOBJECT-ID-LISTのリストを返します。OBJECT-ID-LISTは、CORBA-ORB-OBJECTIDLIST構造体のSEQ-BUFFERに文字列で格納されます。
CORBA-SEQUENCE-STRING. 03 SEQ-MAXIMUM PIC S9(9) COMP-5. 03 SEQ-LENGTH PIC S9(9) COMP-5. 03 SEQ-BUFFER USAGE POINTER.
当関数から返されるOBJECT-ID-LISTは、CORBA-ORB-RESOLVE-INITIAL-REFERENCES関数のIDENTIFIERに指定することにより、OBJECT-ID-LISTに対応したオブジェクトリファレンスを獲得することができます。ORBには、CORBA-ORB-INIT関数で返されるORBのオブジェクトリファレンスを指定します。
本関数はOBJECT-ID-LISTのリストを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。
復帰値
正常終了した場合は、OBJECT-ID-LISTのリストが設定されます。
異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。
IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。
ORBにNULLが指定された場合、ENV構造体のMAJORにはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定されます。