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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

2.15.6 CosTransactions::Current::get_transaction_name

名前

  CosTransactions::Current::get_transaction_name

形式

  #include  "orb_cplus.h"
  #include  "CosTransactions_cplus.h"
  CORBA::string CosTransactions::Current::get_transaction_name(
                                   CORBA::Environment& env);

機能説明

  トランザクションを識別するための文字列を返します。CurrentインタフェースのオブジェクトリファレンスはCORBA::ORB::resolve_initial_referencesメソッド (CORBA::ORB::ObjectId_TransactionCurrent)で取得します。

パラメタ

  env

  例外情報を獲得するためにCORBA::Environmentオブジェクトを指定します。

復帰値

  正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定され、トランザクションを識別するための文字列を返します。トランザクションが作成されていない場合はNULL文字を返します。異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。以下の例外クラスが通知されます。

  システム例外の場合、以下の例外が発生します。
CORBA::StExcep::TRANSACTION_ROLLEDBACK:
  トランザクションがロールバックされています。
CORBA::StExcep::NO_IMPLEMENT:
  OTSシステムが起動されていません。
CORBA::StExcep::COMM_FAILURE:
  通信異常が発生しました。
CORBA::StExcep::NO_RESOURCES:
  資源不足が発生しました。
CORBA::StExcep::NO_MEMORY:
  動的メモリの獲得に失敗しました。