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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

2.14.14
CORBA::ORB::unbind_object()

名前

  CORBA::ORB::unbind_object - オブジェクトとプロセスのバインド関係の解除

形式

  void
  CORBA::ORB::unbind_object(
        CORBA::Object_ptr       obj,
        CORBA::Environment      &env );

機能説明

  CORBA::ORB::bind_object()で登録された引数のオブジェクト(obj)とプロセスのバインド関係を解除します。

パラメタ

  obj

  バインド関係の解除対象となるオブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常復帰した場合の復帰値はありません。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定される例外情報の意味は以下のとおりです。マイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

  CORBA_BAD_OPERATION

  POA(Portable Object Adapter)用のライブラリがリンクされている可能性があります。
  POAを使用しない場合は、POA用のライブラリをリンクから外してください。

  CORBA_BAD_PARAM

  オブジェクトはCORBAサービスのバインド関係情報に登録されていません。

  CORBA_NO_IMPLEMENT

  クライアント用ライブラリ(ODWINCPP.LIB)が使用されています。

注意事項