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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

2.13.15 ArrayDefインタフェース

2.13.15.1 CORBA::ArrayDef::length()

名前

  CORBA::ArrayDef::length

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::ULong  CORBA::ArrayDef::length(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  ArrayDefオブジェクトの配列の要素数を返します。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、配列の要素数が返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.13.15.2 CORBA::ArrayDef::element_type()

名前

  CORBA::ArrayDef::element_type

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::TypeCode_ptr  CORBA::ArrayDef::element_type(
        CORBA::Environment& env );

機能説明

  ArrayDefオブジェクトの配列の要素の型を表したTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、配列の要素の型を表したTypeCodeが返されます。
  異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.13.15.3 継承されて使用できる関数

(1)CORBA::ArrayDef::def_kind

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::ArrayDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“2.13.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。