2.13.5 IDLType共通インタフェース

名前

CORBA::IDLType::type

形式

  #include <orb_cplus.h>
  CORBA::TypeCode CORBA::IDLType::type (
        CORBA::Object  obj,
        CORBA::Environment&  env );

機能説明

IDLTypeオブジェクトのタイプコードを返します。
本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

obj: IDLTypeオブジェクト。

env: 例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、オブジェクトのタイプコードが返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

(1)CORBA::IDLType::def_kind

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::IDLType”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“2.13.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

2.13.5 IDLType共通インタフェース

2.13.5.1 CORBA::IDLType::type()

2.13.5.2 継承されて使用できる関数