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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

1.11.4 CORBA_xx_allocbuf()

名前

  CORBA_xx_allocbuf - データ型配列のメモリ領域の獲得

形式

  #include <orb.h>
  CORBA_octet   *CORBA_octet_seq_allocbuf(
        CORBA_unsigned_long  len );
  CORBA_char    *CORBA_char_seq_allocbuf(
        CORBA_unsigned_long  len );
  CORBA_Request *CORBA_Request_seq_allocbuf(
        CORBA_unsigned_long  len );
  CORBA_octet   *CORBA_ReferenceData_allocbuf(
        CORBA_unsigned_long  len );
  CORBA_string  *CORBA_sequence_string_allocbuf(
        CORBA_unsigned_long  len );

機能説明

  CORBA_xx_allocbuf()は、CORBA_xx という名前で定義されたシーケンス型データ内の_bufferで指定された配列の領域をlenで指定された個数分獲得し、その先頭ポインタを返します。
  ここで獲得した領域を解放する場合は、CORBA_free()を使用します。

パラメタ

  len

  領域の個数。

復帰値

  獲得した領域の先頭ポインタ。

注意事項

  CORBA_ORB_init()を呼び出していない場合、常にNULLが返されます。

備考

  基本型シーケンスについては、各IDLファイル中に定義することにより、IDLコンパイルで自動生産されます。