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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

1.10.17 InterfaceDefインタフェース

1.10.17.1 CORBA_InterfaceDef_describe_interface()

名前

  CORBA_InterfaceDef_describe_interface

形式

  #include <orb.h>
  #include <InterfaceRep.h>
  CORBA_InterfaceDef_FullInterfaceDescription *CORBA_InterfaceDef_describe_interface(
        CORBA_Object  obj,
        CORBA_Environment  *env );

機能説明

  objに指定したInterfaceDefオブジェクトの定義情報を、継承関係の情報も含めて、FullInterfaceDescription構造体の形式(“1.10.1 型の定義”を参照してください)で返します。
  本関数はFullInterfaceDescription構造体を格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_free()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  obj

  InterfaceDefオブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、InterfaceDefオブジェクトの定義情報(FullInterfaceDescription構造体)へのポインタが返されます。
  異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが設定され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。

  _idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

1.10.17.2 継承されて使用できる関数

(1) CORBA_InterfaceDef__get_def_kind
(2) CORBA_InterfaceDef__get_id
(3) CORBA_InterfaceDef__get_name
(4) CORBA_InterfaceDef__get_defined_in
(5) CORBA_InterfaceDef_describe
(6) CORBA_InterfaceDef_lookup
(7) CORBA_InterfaceDef_contents
(8) CORBA_InterfaceDef_lookup_name
(9) CORBA_InterfaceDef_describe_contents
(10) CORBA_InterfaceDef__get_type

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_IRObject”の部分を“CORBA_InterfaceDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)~(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_Contained”の部分を“CORBA_InterfaceDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。

  (6)~(9)については、“Container共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_Container”の部分を“CORBA_InterfaceDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.4 Container共通インタフェース”を参照してください。

  (10)については、“IDLType共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_IDLType”の部分を“CORBA_InterfaceDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.5 IDLType共通インタフェース”を参照してください。