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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

1.10.15 ArrayDefインタフェース

1.10.15.1 CORBA_ArrayDef__get_length()

名前

  CORBA_ArrayDef__get_length

形式

  #include <orb.h>
  #include <InterfaceRep.h>
  CORBA_unsigned_long  CORBA_ArrayDef__get_length(
        CORBA_Object  obj,
        CORBA_Environment  *env );

機能説明

  objで指定したArrayDefオブジェクトの配列の要素数を返します。

パラメタ

  obj

  ArrayDefオブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、配列の要素数が返されます。
  異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが返され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。

  _idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

1.10.15.2 CORBA_ArrayDef__get_element_type()

名前

  CORBA_ArrayDef__get_element_type

形式

  #include <orb.h>
  #include <InterfaceRep.h>
  CORBA_TypeCode  CORBA_ArrayDef__get_element_type(
        CORBA_Object  obj,
        CORBA_Environment  *env );

機能説明

  objで指定したArrayDefオブジェクトの配列の要素の型を表したTypeCodeを返します。
  本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_Object_release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  obj

  ArrayDefオブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、配列の要素の型を表したTypeCodeが返されます。
  異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONが返され、_idと_minorに詳細情報が設定されます。

  _idと_minorの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

1.10.15.3 継承されて使用できる関数

(1) CORBA_ArrayDef__get_def_kind
(2) CORBA_ArrayDef__get_type

  (1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_IRObject”の部分を“CORBA_ArrayDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

  (2)については、“IDLType共通インタフェース”を継承します。
  “CORBA_IDLType”の部分を“CORBA_ArrayDef”に置き換えて使用することができます。
  関数の仕様については、“1.10.5 IDLType共通インタフェース”を参照してください。