Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)

1.8.12 CORBA_TypeCode_content_type()

名前

  CORBA_TypeCode_content_type

形式

  #include <orb.h>
  CORBA_TypeCode  CORBA_TypeCode_content_type(
        CORBA_TypeCode  Object,
        CORBA_Environment  *env);
  typedef  CORBA_Object  CORBA_TypeCode;

機能説明

  Objectで指定したTypeCodeオブジェクトのメンバのTypeCodeオブジェクトを返します。以下の属性情報を持つTypeCodeについて有効となります。

  CORBA_tk_sequence       19L
  CORBA_tk_array          20L
  CORBA_tk_alias          21L

  本関数はメンバのTypeCodeオブジェクトを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_Object_release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

  Object

  対象のTypeCodeオブジェクト。

  env

  例外情報が格納される構造体。

復帰値

  正常終了した場合は、TypeCodeオブジェクトが返されます。
  異常終了した場合は、env構造体の_majorにはCORBA_USER_EXCEPTIONが設定され、_idに詳細情報が設定されます。_idの意味と値は次のとおりです。

  ex_CORBA_TypeCode_BadKind

  TypeCodeの属性情報が無効です。